メールフォーム
一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |バラ組こそ醍醐味 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
fc2ブログ

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

バラ組こそ醍醐味



 持ち合わせのパーツをドーンと持ち込んで、これで倅の自転車組んでください・・・。その言葉の裏には、息子の後には自分が乗ってやる・・・という下心が隠れていない。

 往年のパーツを大分お持ちで、それを大事に出しては使う。パーツマニアというのではない、ちゃんと自転車にして乗ることを考える。

 フレームも完全剥離して、メッキかけて、黒塗装に。

DSC_8099_convert_20191231172450.jpg

 この凝ったラグ、厚みもあるので、マスキングに骨が折れました。厚みのあるもののマスキングは側面もやらないといけないので・・・、何かと大変です。

 DSC_8103_convert_20191231172545.jpg

 ストロングライトのクランク、こうしたクランクがもっと普通に流通していたら・・・と思いますがね、お持ちなんですよ、こういうの確保しているんでしょう。

 DSC_8104_convert_20191231172556.jpg


 寄せ合わせ、というのでしょうね、今の統一コンポの車体とは真逆にある。組むのは大変だが、そこそこよく組めた時には、今のコンポの比ではない喜びがある。まさにメカニックここにありとね、思うわ。

 それから比べると、レースの精度を出すとか以前の段階なら、今の統一コンポを組み付けるのは大分簡単になっている、中学生でも五組でもやれば、けっこう出来るんじゃないか?なんて思ったりね。

 こいつにかんしては、ここのボスフリーが6速。

 DSC_8111_convert_20191231172657.jpg

 そして、持ち込まれたシフターが10速・・・。しかもISIS形式なんで、とりあえずシフター内にあるカチカチという関節に付き合わないといけない、できんのかな?

 なんとかね・・・やりました、もちろん癖はありますんで、それに慣れてね、という感じで。

DSC_8102_convert_20191231172532.jpg

 ブレーキは現行ものを使いました、見た目はちょいとレトロ。このワイヤーも構造上アウター受けがつけにくいので、

 DSC_8101_convert_20191231172518.jpg

 ステム自身をアウター受けとして使いました。穴開け加工、下のライト金具とのクリアランスをしっかり守らないと、穴の意味が台無しになってしまいかねません。

 DSC_8107_convert_20191231172622.jpg

 この地味に凝っているテールランプも息子を思う親父の気持ちが出ているのが、後で自分が乗ってやるという強い意志表明なのか?
 
DSC_8109_convert_20191231172639.jpg

 外見は砲弾、中はLEDのもの。

DSC_8105_convert_20191231172606.jpg

 ブルックスの革サドル、定番です。

 DSC_8098_convert_20191231172437.jpg

 納車までに、少々時間があるので、もう少しの微調整をしていこうと思うのであります。でも、こうした持ち寄りの不統一のパーツで組み付けるのは、大変だが、やはり面白い、一々、何かが発生する感じ。それが克服されて、実際に走れるようになると、それぞれのパーツ類の連動というものを感じる、いきているな・・・、と。

 不統一に一つの秩序を出していく・・・、たまらん仕事ではある、統一コンポの組付けが退屈に感じるほどね。
スポンサーサイト




この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿

















この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
→http://tanukicycle.blog75.fc2.com/tb.php/4273-7e69aae5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

カテゴリー
リンク
月別アーカイブ

カウンター