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フォーク戻し・・・しかし近いな |
![]() この車体、かつて当ブログのこの記事の中で紹介したピスト車でありました。 あれから数ヶ月ですが、入院です。その理由は・・・ ![]() ここ!ダウンチューブとフロントホイールの接触です・・・。元々このフレームベルギーからのものらしいんですが、この辺が非常にというか、異常にタイトに出来ていました。 ピストフレームは色々と見慣れている方かと思いますが、まあ、各所色々拘って作られているものが多いことは、大分目の当たりにしてきましたが、こいつもまあ相当の変態系・・・かと思いましたね。 そもそもなんでベルギーで?というのが不思議。競技用?日曜競技用?ベルギー当たりの冬のレクリエーションとして、この手のピストでベロドローム当たりで走るイベントとかあるのかな?と考えてしまう。 競技があるとしたら、鉄フレーム縛り?日本の競輪のように・・・? それともノンブレーキピストの公道走りはベルギーは問題ないのかな? なんかよくその用途というか、背景も含めてよく分からない車体ではありますな。 と、こんな車体が来て、公道仕様として乗れる様になったんだが・・・。一度自分で落車したということだった。正面から何かに当たったのかな? それからまたしばらく走っていたある日。走り出そうとして、踏み込んだら、突然前転してしまった、ということだ。何が起きたか分からずに、再度踏み込むと、また・・・・。 ![]() 見るとフロントホイールがダウンチューブにかみ込んで回転しなくなるという状態だったと。 数ヶ月前のこの車体完成ブログにもあるように、元々ほんの数ミリの隙間しかない、珍しい車体だった。それが正面衝突をして、多分内側にフォークのコラムが曲がってしまったんだろうな。 問題は、その時に起きたということではなくて、しばらくしてからこうした現象になったということ・・・。つまり、最初の衝撃で曲がった角度から、少しずつ金属疲労とはいかないまでも、曲がっていったんだろう・・・ということ。 それがある瞬間、グイッと行ってしまったのか?スピードが出ていなかったから良かったものの、ちょっと考えると怖い事故になった可能性もなくはない、ヘルメットは必需だね。 この手はもう柳さん仕事ということで、外してお渡しして、見解を待つ。 ![]() 元に戻った・・・。曲げ戻しというやつらしい。体感はしていたが、ピストのフォークオフセットが25ミリから30ミリという数値に今回改めて驚いたね。ロードで34ミリぐらい・・・からすると本当ピストというのは、詰まったホイールベースで力逃がさず、突き進む車体なんでありますな。 ![]() ほんの少しだが、トップチューブのヘッドよりにほんの少し、衝突?によるしわのようなものが、ほんの少し丸みとなった観測される。 ![]() しかし、改めてみると、この車体、何を目指して作られたのか分からない、究極のホイール詰め詰めピストだということが分かる。今後の対策は、乗り降りするたびに、この隙間間隔の確認でありましょうな、少しでもせまくなったら、今度は即フォーク交換となるでしょう、放っておいたら、またそんなに遠くないうちに、同じような事故に発展する可能性が極めて高いから。 まあ、乗り手の体が大きいので、海外のオークションサイトから引っ張ってきたというのがそもそもなのかもしれない。組み付ける前にもしかして、何かあったとも考えられなくもない・・・。その辺のリスクをしっかり自己管理しての、オークション利用ということだろうと思う。 今後も油断せず、乗り降り前後の観察は怠らぬこと・・・ですね。 スポンサーサイト
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Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。
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