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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

TRPならぬシマノブレーキのブリーディング 応用編



 もうこうした一般の方々が普通に乗る自転車にも油圧ブレーキが浸透してきているようです。

 もちろん十万を大分下回るクロスバイクにも、油圧の波が来ている・・・。下手すると高校生の通学用に乗る自転車がもう普通に油圧になっていることもあります。各ショップはこうした傾向に、油圧ブレーキ対策出来ているのかな?とちょっと心配になりますね。

 ワイヤー引き一筋できたショップが、当店のように多少の高齢者で、油圧のすごい波がやって来たとします・・・。そう、今年は新デュラエースの発表でしょ?もしも、デュラエースのラインナップからリムブレーキキャリパーが外されたとしたら、よほど自分が支流というか、傍流(暴流?)にならない限り、油圧の大波に押しつぶされてしまうでしょう。

 もうできるでいないとか、好きとか嫌いとかいっていられない・・・、やらなければ、プロショップとして、成り立たなくなってしまうことだって起こり得ます。

 もう油圧の流れを機にショップを閉じるなんていう動きだって出てこないとも限らない・・・。そういう問題が目の前にあって、何らかの対策を取っていらっしゃるのかしら?と人の店の心配などしている余裕のない店主出さえも、フトそんなことを考えてしまいますな。

 そういう流れの中で、2年以上前か、TRPからサポート店を命ぜられ、それを機にオイル圧送機などを使い始めた今となっては、まあ、二本の注射器で押し問答はないわ・・・、カップを設置して、上からチョボチョボ、途中でホースをカンカンカン・・・もないわね、圧送機を使って、ホイホイとやれる身分になっています。

 とはいえ、TRP、テクトロ系ではちゃんとしたアダプターをつけて、しっかりボルト状のモノを絞めて、圧送と空気抜きをしていくわけですが、シマノではちょっと様相が違って参ります。

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 今回のケースは、ハンドル形状の関係で、自転車が倒れると一番最初にブレーキればとホースのあたりを直撃する、というところから折れてオイル漏れという現象が起きてきたようですね。そこで、レバーとはホースを交換して、ブレーディングし直すという事になります。

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 レバーはシマノもので交換します。

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 ホースに、オリーブ等を装着して、

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 レバーにねじ込んでいきます。この過程でつぶれるところがつぶれて、ホースとレバーとの間に隙間がなくなるという過程を経ます。

 そして、オイルを入れていく。

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 シマノのキャリパーはオイルの入り口がちょっとしたゴムのキャップで止まっているだけ、それを外すと、簡素な入り口だけが見えます。

 通常TRPものですと、タップの切られた入り口が出てきて、圧送機のアダプターをそこにねじ込んで、接続するので、その結合は強化されるのですが、ここは単なる入り口だけ、そこに・・・

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 そこに市販のホースを差し込みます、ただ差し込むだけ、ネジ類等による固定はなし・・・。空気を抜く際にレバーを握りますが、その際当然圧力がかかります、その圧力で抜けてしまうと・・・、

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 このように地べたがミネラルオイルまみれになるので、気をつけましょう。圧をかける祭には、ホースは手でしっかりと押さえておくことですね。

 後は、基本同じ。

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 オイルを回しながら、時々レーバーを握って、タンク内に空気が残っていないかを確認する、それを5分ほど続けることで、エアはほとんど抜けていきますね。

 ドコをどう握ろうが叩こうが、一切気泡が出てこなくなったら、ホースの近くの弁を閉めて、ホースを外して、レバー方面のアダプターも外し、その穴に少しオイルが盛り上がるくらい垂らしてから、オイルを溢れさせながら蓋を閉めれば完了です。

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 左右日本のレバーと、ホース交換、ブレーディング完了ということでした。

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 キャリパー側にももちろんホースとつなぎますよ。

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 ハンドルの角度や、ブレーキレバーの一などは前と同じなので、また同じような倒し方から、ホースオイル漏れという事を起こさないとも限らないので、倒れても大丈夫なように、ブレーキレバータンクのまわりにプロテクターとかがあればなあ・・・という話だったが。どうするかねえ・・・。

 とにもかくにも、オイルブレーキの波は既に来ているわけで、ショップを継続のためには、このブリーディングという施工は避けて通れません。

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こちらの圧送機の方も販売しています、大変使いやすいですね、お問い合わせください!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

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〒202-0014
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