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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

手抜き工事で凌ぐ



 せっかく数カ月かけて、屋根張ったんだが、一定以上の雨が降ると・・・、

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 このように屋根下に、川ができてしまう。直接降ってこないのはいいが、これでは屋根をかけた価値は半減だよね・・・。そこで、原因はと見ると、

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 この店庭の奥にあるこのマンホールが原因であることがわかった。しかし、この中を調べるためには、ここを土台にしている、裏棚を外して単管を外さなければならない。もうかなり荷物がある裏の棚、それをどかして、別の補強して、外さないといけない。

 一度やったことがある人はわかると思うが、この手の単管作業出来上がったところから、一本でも外すなんてことはかなり面倒な手間がかかるもんだ。それに、場合によっては崩れるような危険性も出てくるんだよね。

 しかし、ここを開けて、中を見ないことには、本来の原因のなんたるかがわからない、なので開けないわけには行かない。ウー・・・、面倒この上なし。


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 まあ、なんとかかんとかやって、パイプをずらして、蓋を開けることができた。結構深い・・・。さて何が詰まっているやら・・・。

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 六十センチは深いかな?その底がこの状態。通常コンクリが売ってあって、溝か何かがあって、それが下水に通じていると勝手に想像していたところからすると・・・、これって堆積した泥によって、下水溝が見えなくなっているの?とちょっと暗澹たる気分になった。

 スコップで中を掘って、コンクリの底を探したんだが、何も見当たらないぞ。かなり深く突き刺しても、下は泥しかない・・・。

 エエ?もしかして?ここって床が泥だけ?

 ちょうど反対側にも、同じような位置にマンホールがあったので、外して中を見ると水が溜まっていた。そこにも下水等につながるような溝がない。

 ということは・・・・?ここってただの穴だけ?そこに水をためては、自然と土に浸透するのを待つだけなの?確かに地下水にはいいと思うが、もしそうだとすると、より深く掘ってタンクの容量を増やすだけしかたいさくはない?

 ただし、狭いだいぶ深い、崩した泥を何かに入れて持ち上げなければならない。これってちょっと無理だね・・・。

 しかし、そもそもこの穴になんで水が貯まるのか?

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 からくりをいうと、このマンホールの脇に緑のトヨが見える。


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 これね、ここに屋根から集められた水が通って、先の穴に貯められる。そしてその容量を超えると、店庭に川を作るくらいの水を溢れさせる。

 このトヨを辿ってみると

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 一階の屋根のトヨと接続されている。

 その上を見ると

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 このように、さらに上の二階の屋根からの水が流れ込むようになっている。屋根の広さを考えると、これは雨によっては相当の水が溜まってもおかしくはない。

 さて・・・、ここで考えよう。穴をいじって深くしても、それを上回る雨量によって洪水は起こる。イタチごっこだよね。しかも、かなり大変な作業となる。専用の道具も必要になりそうだし、狭いし深いので、まあ、ほとんど何もできないであろう。

 さすれば・・・。

 このトヨを使わなければ、そもそもこの地下タンクに水はたまらないわけだ・・・。そうか、それにしよう・・・。それが一番手抜きで簡単にできる、治水対策だろう、しかも雨量がいくら降ってもクリアできそうだ。

 そして、手抜き工事を行う。

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 まず二階から水を送ってくるトヨの方向を変えて、一階のトヨから外し、直接波板に流すようにした。これで半分は防げる。

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 角度を変えて撮ると、このようにね。そして一階のトヨの水どめを外す。

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 そして一階のこのトヨ、ここを止めないと一階の水が下のタンクに行ってしまう。そこで

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 下に落ちる部分の穴をアルミテープで6重にはって水どめをする。そうするとここに落ちることのできない水が、先のトヨの脇から直接波板の方に落ちていくようになり、下のタンクに水が行くことはない。

 まあ、これで少なくとも、下からの水侵入は防げるんじゃないのか?ということなのであります。最も手を抜いた形で治水対策したということだ。

 さて、あとは一定以上の大雨を待つのみ。下からの対策ができていれば、もう川にまでなることはないだろう。あとはまた細部の治水対策でなんとかなるんじゃ・・・ないのかな?


 あとは、今回やった施工の影響がまた新たにどう出るか?を見ていかないといけない。


 でも・・・、ちょっと雨が楽しみになってきたぞ、これで終わりますように・・・。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

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〒202-0014
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