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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

お着物自転車第二弾 まだまだ発展の余地あり



 先日お殿様に乗っていただいた、お着物自転車なんですが、なかなか好評であります。

 それに乗じて、再度第二弾。

 一番のポイントがここ。

 DSC_8444_convert_20200130232012.jpg

 このクランクね。一見普通のクランクにしか見えない?

 はい、普通のクランクです。別にアシスト機能などついていません、ただのクランクです。

 でもなんで、一般のクランクがポイントになるのか?それは単純に言って、長さ・・・のことなのだ。

 長さが短い、大変短いんです。127ミリ・・・。


 通常のスポーツ自転車のクランクが170ミリなので、その短さがわかるでしょ?

 でなんで短いクランクがポイントかというと、ズボンのようにサイドに分かれていない着物では、足の可動域が少なければ少ないほど着崩れなどが起きにくい、という理屈なのであります。


 それは、殿と姫の走行にて実証済み。


 そして、

 DSC_8446_convert_20200130231954.jpg

 そしてこのえぐれタイプのフレームね。こいつなら自転車またぐのが楽。またぐのが楽で、足の可動域が少なければ、着物のような衣類には都合が良いということなのね。

 DSC_8447_convert_20200130231944.jpg

 そして短いクランクでも対応できる一定のギア、ここでは内装三段ね、しかも小ギアが鍵。短いクランクだと踏み下ろしのテコが少ないので、トルクはかけにくい。

 と同時に、可動域が狭いので、トルクがかけやすいという、一体どっちなんだ!という状況を生み出すんだな。

 ということは、クランクの長さ(テコ)と足回りのが出せる最大の可動域とのぴったりポイントというものがあるはずだ。今まで身長の十分の一が、クランクの基本と言われていたが、足の長さと一言で言っても、大腿骨の長さと、ヒザ下の長さ、そしてペダリングを考慮すると、足のデカさの比というものが関係してくるはずね(もっと正確にはクリートの位置なんだが・・・)。

 そのへんを綿密に調査すると、その人にあった、適正クランク長というのは、単純に身長の十分の一なんてものでは測れないんだと思いますね。

 実際、170ちょっとしかなかった、フランスの英雄ベルナール・イノーは、コースやレースの質によって175のクランクをブンブン回していたという。これも欧州人特有の大腿骨とヒザ下との比の違いなどがかなり影響してくるんじゃないか?と、かつては漠然と思ったんだが、そろそろそのへんを本気で探求するというのもありなんだろうね。

 東京サンエスさんではラクランクという、クランクのシリーズがあって、なんと140ミリ、130ミリなんて超人的短さのもののラインナップがあるんです!!!

 これとても大事なポイントだと思います!!!でも発想が地味・・・。でもそれを営業ベースで実現してしまう東京サンエスさんは、非常に偉大です!!!

 その他チョー地味な、オフセット三種類のフォークだとか、レール幅の狭いサドルだとか・・・、もっと本質的な話題となってもいいと思われるものを沢山、営業ベースで出しています。

 当店も資金があれば、大応援したいです、こういう業者さんを!!!

 なわけで、お着物自転車だけでなく、クランク長はもっと話題をとってもいい内容かと思いますので、折りに触れて展開していこうかと思いますわね。

 そして、今回もう少し踏み込んだ発展のためのヒントを得たんであります。

 DSC_8448_convert_20200130231932.jpg

 これね。足の可動域というとどうしても、足回りの上下だけに関心が行きがちなんだが、足のポジションはそれだけじゃあないだろうというね。大事なヒントなんであります。

 それを試すためにはちょいと銭がかかりますんで、次回にします!ここを抑えたら、お着物自転車ではまあ頭が取れるね・・・ってまだ誰も開発してねーから、当たり前か・・・。

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 ハイ、内容が整うようになったら、今度は外見を検討していくってことになりますな。まあ、あまり好きではないが、古都のマイコさんとかいうのが、乗れるようになったら、それはそれは見た目も凝ったものにしないと・・・なんて思わなくもありませんがね。

 こちらのお着物号は、小平の変わった着物屋さん、トウキョウジョウさんとタイアップして、ジャンジャン深めていこうと思います!

 電動の改造だってやっちゃうよ!いずれ・・・。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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