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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

改訂版 お着物号 第・・・何号目?かな?



 跨がりやすくて、漕ぎやすい、しかも着物という縛りがあってそれを実現するにはどうすればいいか?なんてことを考えながら作ってもう何台目かな?

 今回も改訂版として、さらに足の可動域を小さくしたものができました。今月二十三日の狸祭でも、その全貌を明らかになりますし、ドシドシ試乗していただくことになるでしょう、反応が楽しみです。

 今回はそうした機能に加え、かなり外見の方にも統一感というか、拘りを見せて作っています、製作者は新進気鋭の自転車作家、清水さんです。

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 スパッタリングという技法を使った塗装。

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 積極的に木目を使った統一感、これは泥よけですね。

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 全体が淡い紫というか、藤色なんで、この木の風合いがなんとも優しく出ていますね。

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 なんとチェーンガードも木目という徹底ぶりです。

 そして、色の統一というと、藤色と紫、いずれも淡く仕上げていますね。

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 ペダルや、タイヤにも同系色を使っています、なので落ち着いた印象が来ますね。

 そして機能面ですが、この上のクランク、短いです、とことん短い127ミリ。子供自転車、というか幼児用の自転車のものですね。

 ここまでは、前回以前の自転車に共通している点なのですが、今回の一番の違いは、というと・・・、

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 これなんですね・・・といわれてもわかりにくいかもしれませんが、ペダルとペダルの間、その距離を大分詰めている、ということなんであります。これをQファクターといい、スポーツ自転車ではかなり重要なポイントになる要素なんですが、一般自転車ではほぼ無視に近い所でもあります。

 通常ですと、シャフト換算で122ミリとかいうのが実用車では多いようですね、もちろんそれより広い場合もあります。ちなみにスポーツ自転車でも、前3枚のチェーンリンクを入れたりする場合、必然的にこのQファクターは広くなってきます。

 で、今回採用したのが、なんと・・・・107ミリ・・・。スポーツ自転車でも短い!!!といわれるような幅です。じつは・・・103ミリという最短のものから試したんですが、さすがにチェーンステーにクランクが干渉しました・・・。

 そこで次ということで107ミリ採用!ということに。

 乗ってみるに、もう最小限の可動域といってもいいじゃない?

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 そしてコートや、着物のように、割れの入っていない衣服には、チョコンと腰掛けるだけのこうした鼻無しサドル(突き出しのない)ものが向くんじゃないか?ということで、今回もこれを採用しました。

 もちろん慣れの問題があるので、大半の人はこれだ!という実感よりも違和感の方が強いかもしれません、最初はね。

 でも、乗り続けることで、無意識に鼻を迂回して乗っていた無駄な仕草がなくなること、着崩れや、衣服につくシワや伸びなどの癖がなくなることなどの利点が静かに整ってくることで、その内、離せないサドルになっていくんじゃないか?と推測します。

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 短いクランクによるテコ比が変わることを考慮して、ギア比もにも工夫しています。この比の三段なら大抵の日常使いには対応するでしょう。

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 また一段と乗りやすくなったであろう、お着物号・・・、実は着物のような縛りのある、条件のある案件に対応して、物作りをしていくと、その応用たるやその範囲広がっていくと思うんですね。

 すでにこうした自転車は、一定の高齢者への受けが大変いいんです。ダウンチューブがより跨がりやすくなっている高齢者向けフレームは作られていますが、クランクの短さにまでここまで言及している自転車はまだ無いでしょうから、そしてサドルの方もね・・・、そういう意味でもっと広まっていったもいい形式かと思いますがね。

 そして・・・、

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 この牽引と相まって、ちょっとした小革命なんだと思うんだが、あとはアピール次第だね・・・、普段無反省に自転車に対している人に、この意義が分かってもらえるようにするのは大変だ・・・、広報を工夫せねばね・・・、そして口コミ・・・かな?

 ともあれ、殿と姫、及び高齢者の方々の市場を望みまっせ!お待ちしています!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
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携帯070-5083-6962
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