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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

時代が追いついてきたのか?スモールパーツ完成度



 こんなパーツが出来ていたんだ。

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  ディレーラーハンガーだろう?と普通は思うだろうね、まああたってはいるんだが。

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 ディレーラーハンガーものなんだ、取り付ける車種が変わっている。
 この形状が入るエンド金具って、正爪のもの。つまりピスト系の自転車に後付けするディレーラーハンガーと言えるね。

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 半年くらい前に作った、多段ピストがある。そこに取り付けた金具とこいつと交換してやろう。

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 ホイールを外すと、エンドに取り付けてあるハンガーとリアディレーラーが見える。

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 エンドから、ハンガーを切り離す。そして金具を単独に取り出して、先の既成ハンガーと比べてみると。

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 左が、既成のハンガーからいらないところを削り取って自作したもの。形はまあ、似ているとも言えるが・・・。こうした手製の自作金具の必要が、既製品のハンガーに変わるときが来るなんて、こんな改造を始めた十数年前には思いも寄らなかった。

取り替えてみようか折角だから。

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 このハブは77デュラエースのリアハブで、エンド幅を120に調整したため、しかも中空シャフトを切らずにやったため、このハンガーとの相性は逆に良くなった。

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 これが交換したあとのディレーラー周り。別に不自然は全くない。

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 このように全く問題なく付いてる、しかもネジ穴加工などは一切無い、クリックレバーで挟んでいるだけだが、ハンガーの溝をうまく利用してあるので、固定力も強い、うまく考えたもんだ。

  曲がりのヒネリ、ネジリなどもなく、そこそこの剛性でついている。

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 機能も全く問題は無い、こんな金具が早く作られていたら、今までのような苦労は無かったんだが。

 しかし、この金具の出所って何でしょうね。正爪のピスト系のエンドにハンガーを取り付ける。もうすでにどこかの国などで、その手の改造トレンドでもあるのかな?それとも全く違う車種のエンド金具を多段化するような、傾向があったというのだろうか?

 実に出所が謎な金具なんだが、そのできもすこぶる良く、今後ピストの多段化という際には、実際にこれを使って行われるでありましょう。

 まだまだ、未知の改造のための未知の金具・スモールパーツというものがあるんだろうね。ドンドンへんてこなものが出てくればいいのに、数十年先を行っている当店のような店は、後出しでも、こうした変態サポートスモールパーツは製品化されてくる状況を歓迎する。

 自転車は車検がない、いくつかの最低条件さえクリアできれば、自由なのだ。

 自転車は自由・・・、それを体現してくれるようなパーツがあるようだったら、大歓迎、具体的に活かしていくのは我らメカニックの発想と技なのだ!

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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

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