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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

ほぼ一からの完成車



今の自分の立ち位置と有り様、そして自分の今後の可能性と希望とを合わせて考えながら、今動いている、清水さん。

 今回、彼の発想と裏プロデューサーとの間の合作とも言えるが、手に関しては、ほぼ一から清水さん作による、自転車が出来上がりました!!!

 見てもらいますかね。まずは塗装から、

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 このペンキを垂らしたかに見える柄、これはスパッタリングという技法によってできています。

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 その技法を使ったということも、なかなかなんですが、この色の組み合わせですね。何でこの二色を選び、下地をしての三色とを組み合わせたか?ですね。この色の選択はそんなにすぐ思いつきでできるものではないでしょうね。

 そして、このスパッタリングですが、筆等にペンキを含ませて、フレームの上から垂らすというか、振り回して、飛沫をかけるというやり方なんですね。

 平面では比較的やりやすいと思いますが、自転車フレームはパイプでしょ?曲面に飛び散ったペンキが垂れるとなると、飛び散り技法ではなくなって垂れ技法になってしまう。筆に含ませる量が問題になります。

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 フレームは立体ですので飛び散らしたあと、演者が位置を変えることもしかり、と同時にフレームの角度を変えるということもこまめにやる必要があります。作業スタンドだと横平面に360度に回転はさせられますが、フレームは立体ですので、できれば手前方向にも360度回転できればいいんですが、スタンドの機構が違うので、それは難しい。

 なので、こうして、均一にたれなくやるのは結構見た目よりも難しいんですねえ、清水さんよくやりましたよ、一人でね。

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 ホイールも、清水さんの手組です。銀を基調に組んでいますね。

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 太めのタイヤを選択したのは、裏プロデューサーとの間で決まったようですねえ、詳細はご本人に確認して下さい。

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 このチェーンガードの仕掛けを見ると、もとはこれアローズの車体だということがわかりますね。

 ギアはシンプルに前後ともにシングルであります。

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 革サドルは要所で出てまいりますが、ここぞ!の仕様ですね。本皮ですぜ。

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 ハンドルは、プロムナードというよりも、ちょっと幅の広い、ビーチクルーザーにも使っていいんじゃない?ってくらいのシャレが効いている、形状。乗ってみると、幅が広くて大変というほどではありませんね。気持ちよく操作できます。

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 全貌がこれですよ!シンプルでいいですねえ。清水さんプラス裏プロデューサーの合作です。値段はもう少ししたら出しますので、少々お待ちを!

 試乗は、当店周りで可能、なかなかの乗り味です。

 今までは、どちらかというと当店内の有りもので、組付けをしていた清水さんですが、今回はかなりパーツ選定を積極的にやって、店主に発注リストを渡してきたくらい、本気です。

 まあ、こうした自分プロデュースの自転車が飛ぶように・・・とは行かないまでも徐々に売れていけば、男一人が生きていくくらいはなんとかなる、というのが持論なんだが。

 不景気プラスコロナってんで、楽な道ではすでにない。でも、こうして実体としての自転車が出来上がっている、一人の青年が、色々あって、色々ある中で、こうして作り上げてきた、自転車がある。

 こうしたものが、市街を走るようになると、乗り手が自転車を好きになるようになり、乗り手の人生に自転車が好影響を当て得るようになるかもしれない、そして、街の景観だってかっこいい自転車がかっこいい乗り手を乗せるんだから、いい影響が出てくるでしょう。

 でもそれだけではない、台湾や中国で、そこに出稼ぎに来ている労働者や、現地労働者の作ったものが大半使われているわけで、そうした労働も報われる・・・、そして、それを組んだ人、売った人も実は大変救われるんですねえ、社会に一つの足場ができたということで。

 自分は社会から必要とされるに値する人間である、と。

 こうしてみると、自転車は自転車であることを超えている、いや、すべてのものや事は、実はすでにそのもの以上のものであるということでしょうな、人の交換というやり取りによって。

 そうした交換、やり取りのすべてが売買に還元されてしまうという資本主義の主流は憎むがね。その隙間も狙いつつ・・・。

 試乗してみたい方、是非当店へどうぞ!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
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