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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

パール塗装は始めてか?



 ビッグメガ・・・という名前の自転車なんだが、再塗装の依頼でやってきた。

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 それがなんとダイレクトドライブという形式の自転車だったのだ。初めてではないが、数えるほどしか関わったことがない。チェーンがない、その代わりにベベルギアというものを使って動かすんだが、効率はいいのか?どうかはわからない。

 重いよね。とにかく。

 で、こいつを再塗装とメンテとしてやって来た。その塗装内容というのが、パールでホワイトは出来ないか?という依頼だったのだ。
 
 実際にパール塗装なんかに手を出すと、これは大変なことなのだ、最低でも三層・・・はやるんじゃないかな?確かに一見単純そうに見えるが、実は見る角度を変えると、うす赤やうす青に見えたりするのが、パール塗装の奥深いところなんだな。

 が、しかし、そんな本格的なかけ回しをしなくても、らしきものはできるものはある。今回はそのパールの顔料?としてあるものをクリアの中に混ぜてかけるという簡易パール塗装として対応した。

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 写真じゃわかりにくいかな?

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 この写真などは、らしく写っているのかもしれない・・・、写真は難しいねえ。

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 塗装で済むかと思いきや、あちこちガタが来ていた。リアハブの中・・・。内装三段当たり・・・だな。

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 シフターも壊れていた。取り替えね。

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 フロントディスクブレーキのキャリパーも交換が必要だった。そういう意味で満身創痍の状態だったなあ。

 DSC_8943_convert_20200310192105.jpg

 アルミのステム・ハンドルにも、アルミ特有の白カビのよう錆びが浮いていた、完璧ではないが、ある程度は落としておいた。

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 通常再塗装の際には、パーツはほぼすべて車体から外すんだが、このダイレクトドライブの場合には、パーツが取り切れず、残ったパーツを完全マスキングで対応することになった。

 パーツが外せないと、塗装時の治具が使えないことがあって、それができないと、360度の回転が出来ないので、塗りムラが出ないように、普段以上に気を遣う。そして何よりも重いので、通常の治具であるとゆがんだり、動きが緩慢になったりと、ちょっとしたことでも、普段との違いが作業効率に響いてくる・・・が、なんとか完成した。

 きくと、当初この手の車体もかなりの高額だったらしい。それ以上にならなければ、いいと、大分大判振る舞いの発想だったが、多分その三分の一で済みそうです。

 通常の自転車じゃないと、再塗装は無理か?と諦めている方がいるようだったら、一度ご相談ください。

 基本外してやりたい方なんですが、無理ならば、マスキングで対応しつつ、最良の方法を考えながらなんとか完成度を上げていけるよう努力します・・・です、はい。
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狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

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