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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

ビンテージ救済法 120ミリ化



 先日表したように、見た目はビンテージバイクの雰囲気を壊さず、機能的にちょいと現行品を使って、走りやすくする、なんて方法いくつかあるかと思います。

 先に示したのは、男クランクのギアというあの重いギア比を緩くするために、今流行の歯数の多いスプロケを使いたい、そのためには・・・という工夫でありました。ついているディレーラーの位置を下げる工夫をすると、デカイスプロケにも対応できる、という例を示しました。

 それでもって、踏めるギアで乗りやすくなったら、それこそ一生もんでありますな。

 そうしたちょっとしたことで、諦めきれない昔からの相棒にまたより高機能化して乗れるなんていうのは、ある意味夢のようなのではないか?と思います。

 今回は、ビンテージフレームによくあるエンド幅120ミリのフレームに合う、リアハブの改造なんかをやってみようと思います。これがあると、古いフレームに新しいホイールを取り付けることが出来るようになる。現行品なんで、ギア枚数を増やすことも出来るようになります。そもそも120ミリの多段のハブなんて、ほとんど作られていないので、出来ればかなり重宝でしょう。

 今まで何度もやって来ましたね、ピストフレームを多段化する際などにも、この手はよくやって来ました。ただ、それをビンテージ復活!!!に絞って、銘打ったことはなかったかな?

 毎回異なるハブでやっていますね。まあ、一つに決めれば楽なのかもしれませんが、ある意味いろんなタイプのハブに対応できる方がいいし、やっていて面白いんでね、今回はエネシクロのやつでやっていきます。

 こいつはラージフランジなんで、それこそビンテージ系復活にはもってこいであります。

 まずはバラして、構造を見る・・・かな?

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 当たり前ですが現行品なんで、130ミリであります。

 DSC_9196_convert_20200327001148.jpg

 Cリングを外しますと、意外と簡単にばらせます。

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 フリーが外せます、いつもの光景ですね。

 DSC_9198_convert_20200327001127.jpg

 シールドベアリングを使っています、これも今風ですね。しかも、最近のハブはちょっといじればすぐにスルーアクスルに転向できるように作られているんでしょうかね?

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 ざっと見るに一番の加工ポイントはここだな、こいつを10ミリ削る・・・かな?

 DSC_9219_convert_20200327001108.jpg

 当店のなっちゃって系フライスに乗せて、地道に10ミリ削っていく。

 DSC_9222_convert_20200327001051.jpg

 あとは面を整えて、バリ取り、面取りをして、元に戻す。

 DSC_9221_convert_20200327001059.jpg

 キャップの加工だけでなく、それを被せるシャフトも削ります。

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 あとまだ不慣れながらも、当店に譲り受けた旋盤がある。こいつで以て、シャフトを1ミリほど削る。

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 キャップとシャフトを削って、なんとかなったかな?

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 よーし、計測上はほぼ120ミリ化成功したぞ!

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 そして、今当店内にある、エンド幅120ミリのミキストフレームに、実値であてはまて見る。ピッタリ・・・。

 ハイ!こいつで、ホイールを組んで、このミキストにあてがいます。そして組み付けるコンポがまた、特殊。その時が来ましたら、再度本ブログにて、掲載されるでしょう。マニアックすぎる内容ですが・・・。

 ちょいとお待ちを!

 
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
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