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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

コロナ後の世界



 最近西東京近辺でもよく見かけるようになりましたね、ウーバーイートであります。簡単に言うと出前なんだが、これは特定の店には所属せず、ウーバーというところに登録して、そこから飲食店と利用者との間の取り次ぎをされ、配達を行うという、新しい形式の仕事となっている。

 大体この小仏壇のような容器を背負っているので、一発で分かるね。

 ただし、共通点と言えばここだけで、各ウーバーさん達の自転車の種類やその他はもうバラバラ、格好も、性別も、バイクの人だっているくらい。

 メッセンジャーのように、ピストバイク、肩掛けバッグに無線という、一世を風靡したスタイルのようなものは、まだ確立されていない。

 緊急事態宣言が出てから、より外出がしにくくなるだろう。補償も芳しくないというとなると、飲食業の方々は、テイクアウト方式を考えるようになる。一つは、店の構造を変えて接触をできるだけ避けるような、販売形態として店先で売る、なんてことをしているところもすでに見る。

 そして、そのコロナによって変わってしまう仕事の様式の中で、このウーバーイートはさらに、シェアを伸ばしていくんじゃないか?と思われるんですねえ。

 世は高齢社会、今や高齢者もスマホを操りますね。といっても、お決まりのアプリしかやっていなかった、昨今、便利よー、ということでこのウーバー系を取り入れて、色々抵抗もあったが、実際カツ丼一つを発注してみたら、30分後に届いた・・・なんてね。

 もちろん少し割高だったんだが、雨の日や、寒い日や、逆に酷暑の時など、外出にはかえられない、と腹をくくれば決して高くはない、という下草が刈られる状況がここ暫く続くことになろう。

 そうなると、ウーバーという選択肢が、日常生活の一部となっていく、ここまで来ればもう欠くことの出来ない日常のサービスとして確立されるだろう。

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 このように背負えるようになっているが、これから暑い季節になっていくとき、ここに配達人の汗、塩の結晶が白くビッシリ付いていたとすれば、発注者はあまりいい気はしないだろうね。

 そういう所が見えないように、工夫しないと。

 しかし、この箱を借りた人は昨年の秋頃から始めたんで、まだ暑い時期の経験は無い、これから一月どうなることやら。

 流行ると見込めるウーバーなんだから、その辺の対策も、自転車屋として、何か仕掛けることは出来ないか?なんて考えますね。

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 しかし、この背負い箱は噂通りよく出来ている。これははこの真ん中に縦の敷居が入っているが、この敷居は可動する、どこを起点にかというと、

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 こうした箱に縦横に張り巡らされた、マジックテープによって、変幻自在に食材の形に合わせて変えられるようになっている。

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 このように、敷居をいったん取り払って、下部のジッパーを開くと、一段とそこが広く使えるようになっている、どうもサイズのでかいピザなんかを取り扱うときに、ここを開場して、そしてさっきは縦にあった敷居を今度は、

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 横の棚のように変えることもできる、つまり下にピザを入れて、上の棚に別の食材を入れて運ぶこともできるというわけだ。

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 箱自体は重くはないが、嵩張りそうだ、後かなり肩に食い込む感じがしたな。

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 修験道の天狗が担いでいるショリコのようにも見えるね、今はいいが、季節が暑くなると、対策も必要かな?ともおもった。

 コロナ騒動によって、ウーバー的な仕事はドンドン定着していくんじゃないか?欠かせない職種として確立されていくんじゃないか?なんて思うようにもなる。

 そうすると・・・、もう客席は作らない、ウーバー専門の飲食業なんてものも、将来現れるかもしれないね。

 なんてことを考えたら、そう、コロナ後のこの世界がどう変わるか?なんてことを考え出すようになってしまった。

 思いつきだが・・・いくつか、上げてみようか?

 コロナ後、三十年近くかけて、ドアノブというものが、この世界から半減して行くんじゃないか?なんて感じてますね。手じゃなくて、足を使ってドアの開閉をするようになる・・・なんてね。

 あとは、今動画や、配信の試みが激増しているというね、仕方ない、外に出られない、どこかに通うなんてこともできないので、ウェブ上でつながるしかないからね。

 そうなると、配信専用のライブハウスなんてものができるかもしれないね、いや、劇場とかも。つまり客席のない、配信専門に特化した設備を持つスタジオや劇場というもの。

 そこでは集客のやり方も変わるでしょうね。投げ銭的にペイペイ等のQRコードを画面下に常に掲示しておけば、投げ銭的にそれを通じて銭が入ってくる。一人一人の投げ銭は少なくとも、それが千人以上の規模になったら、それはバカにならない収入とならないか?

 今まで無料が当たり前だったウェブというものから、小銭を回していくウェブに変わっていく・・・かもね。

 グローバルリズムから、少しローカリズムへの見直しが起こってくるんじゃないか?食糧の自給率などの抜本的見直しが起きたりね。

 安いところを求めて、工場が移転していったところで国内空洞状況になった。マスク一つ作れない・・・、米等の自給率も大分下がってきた。

 こんな状態で国としての体が整うのだろうか?なんて真剣が議論も大いにしてもらいたいよね。

 そして・・・、コロナ後も根強く残り続ける、東アジア人差別。我々に対する差別や不要な警戒、不信感はしばらくのこり続けるんじゃないか?と覚悟しないといけないかもしれない。

 まずあり得るのはこの国国内で行われる差別と偏見。もしコロナが収束した後、また海外からの観光客がやって来たら、まずは「中国人お断り」的な対応等が顕在化してくるんじゃないか?と危惧しますね。

 アメリカの大統領とやらは、ことあるごとにチャイナウィルスとよび、日本の議員の中にも武漢ウィルスと宣う連中はいるようだ。

 ところが、そうした輩が一度、欧米等にでかけると、今まで自分が行ってきた差別的待遇をもろに自分に被ることになって、その時始めて、愕然とするかもしれない。

 そう我らから、ブルガリア人とハンガリー人のく別がつかないと同じように、リトアニア人とエストニア人、ニカラグア人とボリビア人、ラオス人とベトナム人、ナイジェリア人とガーナ人のそれぞれが区別がつかないのと同じように、余所から見れば、中国人と日本人に区別などほぼないに等しいわけだ。

 インドに行っても、エジプトに行っても、ポルトガルに行っても、ブラジルに行っても、欧米に行っても東アジア人は、うるさいほどコロナコロナとからかわれられ、時に強い拒否に遭い、白眼視されることに耐えなければならなくなるだろう。

 ちょうど2001.9.11以後、中東系の人々がすべからくテロリストという目で見られてきたであろうことと、同じように・・・だ。

 それでもまだ、日本人の自分が、こんな目に遭ったのは中国人のせいだ、とかいっている奴は、沈んでいくだろう確実に。

 それとは違う次元に進まなければならないのにね。

 非常事態宣言なんて、こうした日常性を伴って宣言されるんだね・・・、クーデターや戒厳令なんて言うのも存外そんなものかもしれない。そういえば、この国にはまだ、原子力非常事態宣言が発令されており、未だに解除もされていない国なのであることも忘れてはいけない。

 コロナという大山火事の後の、新芽とは何か?この世の中はどう変わっていくのか?研ぎ澄まして、見ていかないとね。多くの犠牲がはらわれるだろうから、ただで起きてはいけない。何かをつかんで、活かしていかないと。

 それは一体何だろう?
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
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