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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

寝ていた子を起こす コロナ事情?



 昨今の仕事依頼の中に、しばらく乗っていなかった自転車、眠っていた自転車を起こして、また乗りたい、つきましては、整備等、消耗品交換も含め面倒見てほしい、という依頼が増えてきている。

 寝ていた自転車を起こして、また使い始める。

 避けることできるならば極力電車には車乗りたくない、その他の公共交通機関も使いたくない、そう思う方々が増えているんだろうと思います。

 となると、自宅からの距離にもよりますが、20キロ以内だったら、自転車で通勤してみようかな?という人も増えてきているのか?とも伺えます。

 約十年近く前の、東日本大震災の際にもそういうことがあったことを思い出した。緊急時に自転車は頼りになるということだろう、ガソリンいらないし、機動力も実はあるし、税金もかからない、いいこと尽くめでもある。

 このコロナという災禍に対して、自転車がどう寄与できるか?試されどころでもあろうな。

 しかし、上のビアンキなんだが、久々に見たいいチェレステ・・・だね。

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 ビアンキは、まあどこで作っているか?ということは別にして、車種によってか?もわからないが、微妙にこのチェレステブルーが変更されるようでありますな。正式な広報は知らないが、主観で判断してもチェレステと一言で行っても、だいぶありそうだ。

 で、もちろんその中で、エエ?これが?チェレステのつもり?っていうのもある。ダメでしょう・・・と思ってしまうのもありますね。または、まあこれならねえ・・・という程度のものもあります。

 単純にいって、店主の好みによる分類なんですが。個人邸には、薄め、くすみ入り、ちょっと古い家具のテイストのあるようなチェレステが好きなんでありますが。

 こいつは、より大胆にグレーを主張しているチェレステですね。青系から作るよりも、グレー系から調色していった感じです、ある意味これは新鮮だ。

 単純に、グレーをどう裏で使えるか?ということが、調色の成熟度に関わってくるんじゃないか?と思っている店主からして、ちょっとやられた感があるなあ、フムフム。

 ということで、

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 前後チューブの入れ替えや、内装の調整、チェーン注油などで、寝ていたビアンキを起こすことになった。

 そして、機動に伴う条件として、やはり荷物載せというのは重要ということで、かごの取り付けの依頼も。

 カゴ自体は、持ち込み。それもハンドルに直につけるタイプのちょっと変わっtもの、しかも小さい。

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 この湾曲した金具の形が、ハンドル直付けを意味するが。ステアリングが重くなったり、横一点留なので、振動で角度が変わったり、そもそもハンドルの握りを制限してくる付けものは、できるだけ避けたいという店主の勝手な好みにもよる。

 なので、まずフロントにキャリアを取り付ける。

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 これだと、振動を受けても、物理的に下がることはない。

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 その上に、この小ぶりの太めパイプのかごを取り付ける、本当弁当箱一個分くらいの小さいかご。これいいなあ・・・・。小回りの効く自転車のチョイ載せカゴとしては最適かもしれない、探してみるか。

 意外とこの店主、カゴマニア・・・だったりする。

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 これにて、叩き起こされた・・・というほどではないが、お目覚めになったビアンキで、再度街道走りへとお戻っていく、しっかり励んでくれ。

 そしてこの手の施工は、まだ続く。

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 フェルトのクロスバイク。学生くんからの依頼。相当ほったらかし状態で、それを各所ちゃんと走れるようにということでやってきた。

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 ヘッドパーツ、崩壊。どんなに締め込んでもガタ取れず、ついに交換。ヘッドパーツ交換なんて、普通ちょっとやそっとでは起きないんだが。

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 チェーン交換、当たり前だ。

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 オールワイヤー交換、これも当たり前。8×3のすべてのギアに、音鳴りなくかけられるように調整。通常の走行に3枚のインナーはほとんど使わないが、万が一のリハビリの時のために使えるようにしておく。

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前後ブレーキのシューも交換。駆動、制動ともにもとに戻る。

 持ってきたこの体格が普通ではない。近くの早大野球部のピッチャーをやっているということだった。そう、膝、肩、腰、肘と関節という関節を酷使するアスリートが乗る自転車なのだから、ぜひとも故障したとき、または積極的休息に自転車を大いに利用してもらいたいものであります。

 なので、通常使わない超軽いギアも使えるようにしておく。もし膝をやった場合、負担のかからない軽いギアを回すことで、何らかのリハビリになっていけば、と思うからである。

 このご時世、学生さんたちも大変だ。これまではなんとか自主練はできたそうだ。グランドで各自離れてやることぐらいは許されていたらしいが、宣言が出てから、それすら出来なくなったようだ。

 寮にいても何もすることはない。だから実家に帰ろうか?

 オット!待った!それがまた、実家周辺での集団感染に繋がらないとも限らない・・・。

 でも、何もすることがない・・・。なれば、一人で人混みを避けてのサイクリングなんてどうだろう?長い時間、強度の低い運動を続けていくことで、毛細血管が体の隅々にまで伸びていく、基本になる持久力がついて、体力の裾野が広がってくる、そして軽い運動は、肥満を避けるにはまたもってこいだろう。

 そもそもアスリートの強さは、内臓に由来する。消化吸収のいい内臓を持っているアスリートが、喰っちゃ寝を繰り返したら、どうなるか?結果は自ずとわかるだろう。

 ぜひぜひ、整備した自転車で、これまで走ったことのない距離を走破して、自らの体と対話してみてほしいもんだ。

 この災禍、まだまだ自転車のできることはありそうだ・・・。

 寝ている自転車起こします!
 
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
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携帯070-5083-6962
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