メールフォーム
一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |壊れた台座直します 行商応援の助走としてね tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
fc2ブログ

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

壊れた台座直します 行商応援の助走としてね



 もともと荷台がついていたんだが、取れてしまい、直してもらえないか?というご依頼。

 どんな荷台でした?

 DSC_9966_convert_20200505215205.jpg

 オオ、これか・・・。荷台の上に、さらに枠的な浅い荷台を取り付けている。このフレームとの接点が折れた・・・という、どこが?

DSC_9970_convert_20200505215147.jpg

 ここかあ・・・、シートピンと共締めするところが折れている、しかも二本揃ってね・・・。


 DSC_9968_convert_20200505215156.jpg

 元の荷台からすると、その三倍の広さのある大荷台は、やはりかなり負荷がかかったんだろうね。二年もったということだ。

 だとすると、より頑丈なものをこいつの代わりにしないといけないなあ。

 代わりになるものといえば・・・。

 DSC_9971_convert_20200505215138.jpg

 こうした実用車に取り付けるための荷台、こいつは頑丈だよね。となると、ここから摘出できるかな?

 DSC_9972_convert_20200505215129.jpg

 まあ、単純に周りをちょん切って、取り出せばいいんだが、切り口の角はみんな丸めないといけませんね。

 DSC_9975_convert_20200505215120.jpg

 そして、先程折れた金具を取り替えます。本体への装着はネジで閉めるだけなので問題はない、それよりも・・・、

DSC_9977_convert_20200505215112.jpg

 新しい取付金具と、もとの取付金具の幅の差が著しいね、左右で1.5センチずつあります。これを無視して共締めで締め付けると、多分根本のメッキ等が剥がれてしまうことがあります。

 元金は頑丈でも、コーティングがダメになるというのは、見た目も悪いし、強度にもその内、響いていくんじゃないか?と思いますね。

 そこで、左右の1.5センチをうめるためのスペーサーを作らないといけません。

 DSC_9978_convert_20200505215102.jpg

 アルミのチューブを切って、スペーサーといたします。

DSC_9980_convert_20200505215053.jpg

 6ミリの長さ70ミリのボルトを使ってシートピンも兼ねて共締めしていきます。

DSC_9981_convert_20200505215045.jpg

 これなら、新金具に負荷もかからず共締めが可能ですね。

 DSC_9982_convert_20200505215034.jpg

 こんな感じで、再取り付けが完了いたしました。

 只今当店では、当店内の鉄箱を使って、来客を迎えられなくなっている店舗さんに、場所替えの飲食販売所として展開をしています。

95243651_2692884000823328_6494475251496255488_n_convert_20200430223103.jpg

 普段なら、大久保や下北沢で売っていたものを店が開けないので、当店の一部で売らざるを得ない。ただ、数日続けているだけで、周りのご近所さんたちからの認知も得られてか、わざわざ寄ってくれたり、楽しみに待っていてくれる方々もボチボチ増えてまいりました。

 おかげさまで毎日、完売です。

 これからも、この形式は続けていこうと思いますが・・・。

 一方では自転車屋として、自転車で行商をしていこうとする方々を応援するという動きもしていっております。もうボチボチいくつかの行商のお手伝いなんかもしているんですが。

 今回の荷台の修理のようなものも、重い荷物を運んでいけば、いずれは破損や故障も起きてくるでしょう。状態によっては総とっかえということもありましょうが、そうでないものは、より頑丈なものとして再生していくことも必要でしょう。

 そういうときの一つの施工例として、今回の記事は掲載しておくことにします。色んなやり方で、自転車を行商の道具として、なんとか生き抜いていく、という決意で始めようとしている方、すでに始めている方、何なりとご相談ください。

 より良き行商へ剥けて、知恵を絞り、腕を磨いてまいります!
スポンサーサイト




この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿

















この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
→http://tanukicycle.blog75.fc2.com/tb.php/4411-975dfd4b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

カテゴリー
リンク
月別アーカイブ

カウンター