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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

ホイールメンテ 8速ボスフリーのための調整

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 チューブラーホイールがやってきた・・・。すべてのタイヤは、このチューブラーの乗り心地を目指す、といっても過言ではないかもなあ。

 今主流になりつつある25cなんかも、サイドの潰れの良さ、グリップ重視なんだそうだ。チューブレスっていうのもそうなんじゃないか?なんてね。

 あれほど高圧を入れても、グリップがいい。いいチューブラーは接地面に吸い付くように安心して車体を倒せるがタイヤの全角度に偏りがない・・・。アウターチューブラー???とか言ったかな?WOなんだが、チューブラーの外側のようなタイヤがあって、あれは確かに、薄手の軽量チューブを入れ込むと、ちょっとしたチューブラーライクになるかも、なんて思ったりして。

 自転車乗っているなら、一度はチューブラーの体験はしてもらいたいと思いますね。

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 アンブロシオのチューブラーリム。

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 カンパのボスフリーハブ、シルバーで、こうしたかつては普通の形状のもの、今も普通に作っているといいんだがねえ。

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 このホイールに、通常なら、5速、6速、7速のボスフリーが付いていたらしいが、珍しいねえ、なんと8速のボスフリーがあるようですね、そいつを取り付けたら、なんと一枚歯が増えた分、ハブナットよりもボスフリーのほうが外部に飛び出てしまったということらしい。

 もちろんこのまま放っておくと、クイックを占めた瞬間に、フレームとハブナットではなく、ボスフリーが干渉してしまい、ホイールは回転しなくなります。

 これは困った、ということになります。

 さてどうするか?

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 ボスフリーを外すと、こうなっています。このシャフト部分が8速ボスフリーよりも背が低いので、ハブナットが外に出ない、なので、下駄はかせましょう。

 ボスフリーよりも外側に出るようにスペーサーを入れます。

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 今回は、たまたま反対側にあったスペーサーを、ボスフリー側に移動した、ということです。たまたまそのスペーサー分を足すことで、ハブナットがボスフリーよりも外側に出ることができた。

 で、終わりか?というとそう甘くはない。

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 当然、スペーサーを動かし多分、センター外れてしまいます。そうなると、ホイールがフレームのシートチューブの真後ろに来なくあります。ズレてしまっては、抵抗等いいことはないでしょう。

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 振れ取りをしながら、センター出しをしていきます。その際、このホイールはもうすでに古いということに注意をしないといけません。

 ニップルが各所経年の劣化が出ている。

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 こういう場合は、各所によって、ニップル回しを変えてやることに。ちなみに、通常の場合は、真ん中のものを使います。

 少し、トルクが必要だったり、またはニップルに潰れか何かを少し生じているときには右のものを使います。こいつは単なる三面を捉えるものと違って、もう少し、ニップルを囲う形状になっています。なので、前者のものよりもちょっと変改したニップルには優しいということが言えます。

 更に変形の進んだニップルには左のひし形上のものを使います。これはニップルの四面を等しく扱うという意味で、多少変形の入ったニップルや、トルクの必要なニップルを壊さないで、回すことができます。

 片側を緩め、もう片側を締めるながら、気長に調整を取っていくと。

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 なんとか、センターが出てきました。これで、降臨にはめても、シートチューブの真後ろにこのホイールがつくことになります。

 ちょっとメンテと調整をすることで、また二昔前以上もつホイールが街道を走ることになる。いいじゃないの、ちょっと古めのホイールが街道蹴って走っていたってさ・・・。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

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〒202-0014
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