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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

災い転じて福となす

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 事故車として入ってきた。と言ってもすごい重篤なものではなかったが、あちこち傷が付いた形、ホイールが一番走りに影響する形で、ひどかった。

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 ドッペルね・・・。でも、足として大切に乗っていた矢先での、車との事故。事故での負担率だの、減価償却だの補償にはいろんな数値が絡んでくるんだが・・・。

 自転車店として、目指すは、事故前の自転車のある生活に戻すこと、中には事故の恐怖心から、もう自転車は懲り懲りなんていう人も出てくるから、辛いもんだ。

 でもまあ、多くをその事故前の状態に、事故前のその方と自転車との関係に最低戻すこと、これなのだよね。

 なんで、こんな回りくどい言い方をするかというと、単なる金の計算方法による補償だけでは、済まない事案も多く存在するからだ。

 例えば、二十年以上愛着を持って乗っていなんてことない実用車が、事故で乗れなくなった・・・としたら?

 自転車は五年で償却するんで、もう車体としての価値はないので、補償対象外です、なんてひどい展開は、流石にないと思うが、似たようなことは過去あった。

 声の小さい、蚊のようなか細い声を出す女子だった。すごい古いツーリング車を修繕しながら丁寧に乗っていた。その姿や姿勢には共感するところがあったなあ、だいぶ。

 その車体が事故にあい、フレームがやられてしまった。

 さて、どうするか?理論的に補償の対象外となってしまう。

 一体車体の値段はいくらか?と聞かれても、二十年引き継いで乗っている自転車の正確な値段など出せるわけがない。

 引き合いに出せるものがまったくない。そして被害者のか細い声の彼女は、今まで乗っていた事故車の、パーツ類、使えるものはできるだけ使って、できるだけ元のような状態にしてほしいということに。

 さて困ったわ。

 で、とった対策が、店内にあった、似たような使い込まれたようなフレーム、こいつを引っ張り出して、精度を出して、外したパーツを乗せて、足りないもの、消耗品はかえてなんとか完成車にした。

 さて、それから引き渡しに一体何ヶ月かかったか?保険屋さんもいろんな解釈の方法を検討したのかね?

 もう店主としては、値段はわからない、なのでそちらの補償のやり方自体もわからない、ただ、当店は事故になる前の彼女と自転車との関係をもとに戻してやりたい、その一点張りで、、その一念で、代車を作り上げてきたはずだった。

 半年以上かかったかな?なんとか無事その代車は、彼女に引き取られていった。

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 傷のものは交換できるものは交換し、曲がりなどを修正して取り付けられるものは取り付ける。

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 回せるところのものは回し、止めるところは止めて、変えるところは変えられるよう、整える。

 アチコチ緩いが・・・まあこんなもんだろう?というところで手を打っていく。

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 今回福となったのがここ、前々から興味のあった、エイドブレーキね。

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 ドロップのフラットのところを握りながら、とっさのブレーキにも対応できるようにする、エイドブレーキ。一時は、コレ単体を付けたがる人たちも多かったが・・・。久々に取り付けたよね。



 一つの事故をくぐって、満身創痍をなんとかやり通して、希望を一つか萎えて、なんとか再生してきた姿がこれ。なんかスッキリとしていいよね。

 二度と事故なく、最期まで走れますよう、祈願す!

 お祓い!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
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