残りあと・・・6本 復刻ズノウの活かし方

　ロウフィニッシュにしては、ちょいと黒が強いか？大森社長の磨きがはいらないと、ロウフィニッシュはちょっとみすぼらしい感が先に来てしまう。作られてから時間が立てば、それはまたなおさら。

　フォークがつや消し黒となったことから、少しスモークをかける感じで、つや消しクリアをかける。

　ラグワークがいいね、復刻ズノウだけに・・・。



　このシートステーもズノウそのもの、好きな人にはたまらない・・・というフレーム。サイズは530一種類のみ。

　

　そうしたフレームに、ジャイアントでつけていたコンポ一式を移植してできた一台が、今回の新生ズノウなのだ。

　

　なんか二世代前でがデュラエースがついている。こいつがでてきた時はなんかシルバー仮面の腕みたいだ・・・とちょっと違和感持ったが、このつや消しスモーク塗装となんか相性がいい。



　この頃のフロントメカの中では、やはり優れているだろうね、意外とクイックに決まる。なのになんで、その後手長にしたのか？

　

　この戦隊モノ的ディレーラーもこのつや消しスモークにはよく似合う。

　

　クラシカルな鉄フレームに今風の完組ホイール。こうした組み合わせ、意外と嫌いではない。



　鉄フレームに合わせるこの手の硬いホイールは、意外といいバランスかもしれない、と思うようになった。

　

　今思うと、ちょっと固めかな？STIと。それから思うと、今のソラってすごいよね・・・。



　ブレーキも、こうしたフレームには悪くない・・・。要は合わせ様ということかな?



　この手のパーツをつけて、本格的にフレーム合わせするなら、やはり、フレームのスモークの中に、大森磨きのラインなんかをいくつか引っ張っていたら、それはすごい作品になったことだろう・・・なんて思う・・・。

　フレーム自身の作成は可能だが、79デュラを一揃えとかいうとなると、あまり店主の嗜好ではない・・・おしいなあ・・・。

　

　かつて作った陰影を思い出すねえ。



　これね、磨きとつや消し黒、黒の中に炭を混ぜたものを吹きかけた二色というか、濃淡蚤の一台だった。パーツも105の銀黒を交互に、前後ホイールも銀黒に分けてスポークまでも・・・使ったりと、地味に凝っていたりもした。

　数台作ったが、地味に売れていったなあ、またやるか?

　なぜ陰影かというと、



　これみたいに、影のように光のもと消えてしまうからなのだ。

　まるで水墨画のような一台をイメージして作った、楽しかったなあ、今思えば。

　

　あと6本、内メッキが三本なので、陰影系は残りのロウフィニッシュ三本で作れるかもしれないね・・・。もう少しいたずらできそうなので、ちょいと考えながら・・・大事につかっていこうか?