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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

外付けディスク金具 再調整



 実用車車体に、ディスクブレーキをつける。まず前後ホイールにディスクローターのなるものを選び、それを装着したら、その位置に、ディスクブレーキのキャリパーを取り付けなければいけない。

 通常なら、柳サイクルさんに頼んで、ディスク台座を溶接してもらうんだが・・・。

 そこまで手の混んだ細工をしなくても、ディスクブレーキ付けられないかな?と思っている人はいると思いますね。確かにもうディスクディスクと、溢れ気味。

 ちょっと使ってみようかな?という人もいてもおかしくはない。

 店主などは、むしろ子育て号に使いたいくらいだ。あの重い車体、保護者と子供、荷物・・・それを止めるブレーキとして、油圧の前ブレーキは最適だと思うんだがね。

 流石に子乗せの子育て電動号にまでは、ディスクの波は届いていないね・・・多分。

 そういう意味で、外付け金具によるディスク装着というのも課題といえば課題・・・としているわけだ。

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 これが、以前外付け金具で取り付けたディスクブレーキ。これだけ見るとなんかゴッツくて、これでも問題はないように見えるんだが、もう少し締めて付けないと、ディスクキャリパーがブレーキごとにたわんでしまうという現象後来ていたようだ。

 はじめに音鳴りがするというのでブレーキ本体内部の調整をして、音を消した。ところが再度体重をかけて乗ってみると、しばらくすると音鳴りがしだす。

 なるほど、溶接による台座とは強度が違うので、そこでどうしてもたわみが出る・・・。なれば、そのたわみ自体を消さないと、いくらキャリパーん調整をしてもダメだろう。

 DSC_1278_convert_20200717214922.jpg

 そして、こちらはリアの方。リアも当然外付け金具で台座を作っている、維持のように3つのボルトで固定している。このくらいやっても十分すぎることはない。

 さて、フロントの方が台座のたわみがあったので、改善と行こう。

 DSC_1279_convert_20200717214914.jpg

 このフォークに巻いて固定している金具に若干の遊びがある。その遊びがブレーキごとに、キャリパーを移動させてしまう原因にもなっているようだ。この遊びを取るんだが、どうやって取ろうか?

 いろいろ考えたんだが・・・、

 DSC_1281_convert_20200717214904.jpg

 このように、フォークの細さから来る遊びをなくすために、鉄のブッシュを入れてそいつごと一体に巻かせて遊びを取ることに。

 DSC_1282_convert_20200717214856.jpg

 巻いては、ボルトで締め、また解いて、叩いては、また締めるを繰り返す。そうすることで、ブッシュと巻金具が馴染んでくる。

 いい位置にハマった時、二本のボルトを鬼締めしていく。

 DSC_1283_convert_20200717214846.jpg

 二枚に重ねた鉄ブッシュが、巻金具によって隙間なく密着していることがわかる。こうなると、キャリパーをいくらかけても、ブレーキによるたわみはなくなっているため全くブレなくなる。

 後はフォークそのものの強度、ということになる。

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 正面から見たところ。実際乗って急ブレーキ等をかけてみるが、剛性が明らかに違っている。こうした施工例を積み重ねていくと、その内、重い電動自転車に、指一本でも引ける軽い油圧ブレーキを取り付けることもできるようになるだろう。

 子育て自転車にこそ、電動自転車にこそ油圧のディスクブレーキだろうと思う。そのための実用実験ともいえるね。

 その内、ママ狸んで油圧ブレーキが登場するかもしれないね・・・。

 
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

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〒202-0014
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