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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

なんちゃってピスト 永遠の自転車童貞青年の元へ



 こいつの行く先が決まった。いや、もうだいぶ前から実は決まっていたんだが。

 おさらいしておくと、

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 完全な実用車体でありながら、

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 固定ギアを付けている、変わり種なんだな。
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 ママチャリクランクのシングルなんで、構造上ピスト車と同じ。完全固定ではしります。

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 前輪は無駄にハブダイナモが付いている。ライトがないので、毎回転ごとに無意味に発電していることになる。まあ、いつかライトつけてもいいよね。

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 ハンドルが傑作なのだ。

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 突先にカマキリレバーが付いている。ただそれだけじゃあ、いつも前傾ってことなので、

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 テッペンのところにエイドブレーキも取り付けた。これで、リラックス系のノリも行ける。

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 サドルの高さは妥協しない、これで、出処はママチャリだろうが実用車だろうが、しっかり走るんだよ!

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 で、こいつと出会ったこの人物が、オカデンさんというミュージシャン。当店出入りのミュージシャンに連れられて、数ヶ月前に当店にやってきた。

 そこで初めてへんちくりんな自転車共に出会ったということだ、だいぶ衝撃だったようだが、実に楽しんでいた。

 もう好きなの乗っていいよってなもんで、置いてある自転車、お客から預かっていない車体なら、勝手にどうぞとばかり放っておいたんだが・・・。

 この車体を取り出して乗り回している。まるでガキのようだ。

 そして、何かの拍子で店主が外から帰って来た時、このオカデンさんが、置いてあったこの車体にヒラリとまたがったかと思うと、一気にペダルを蹴り出して、出かける瞬間に出くわしてしまったんだな。

 あの身の軽さはもう中学生が遊びに夢中になって出かける姿そのものだった。五十半ばの親父を中学生にまで縮めてしまう自転車の力に、改めて気付かされてしまったといってもいいだろうな。

 その天衣無縫な自転車さばきに、あの車体はもうすでに彼のものだ・・・と確信してしまったのでありました。

 そうなったら、どうやって、彼のもとに接近させるか?といことが問題だ。すでに彼のものなんで、もう売ることはできない・・・。とはいえ、樹肉した自転車という車体一台分・・・さてどうするか?ということが問題になる。

 そこで、ミュージシャンであるオカデンさんに、ある種の交換条件を申し込んでみた。

 こちらも今ん所自転車が本業だとしたら、オカデンさんの本業である音楽との交換というのはどうでしょうか?と言うように持ちかけたんだが・・・。

 その話が通ってしまった・・・。お題は、当店のテーマソングの一つを作って欲しいということ。主題は、永遠の童貞青年と自転車の青っくさい歌。

 ではおねがいします!ということで、条件成立!

 それでもって、先日その下唄ができたと言うので、披露してもらった。いいねえ、なかなか青っくさい・・・。詩の一部の言葉をちょっと変えてみた。

 後、中間に、一つ山を作って欲しいということ、そして、歌詞全般を再度活字で見せてもらいたい・・・などと生意気にも再注文。

 そして、そのためには何よりも、自転車童貞青年になってもらわないといけない。実際に、しっかり自転車に乗って、その自転車から伝わってくるニュアンスを旋律や詩に乗せてほしいということに。

 そうなれば、もう乗るしかない・・・、ということで、納車。

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 お家はと言うと、大田区・・・だって。距離として不足はない。それに、行き方は簡単だ。当店前の東伏見通りをひたすら南下する、そうすれば多摩川にぶつかる。ぶつかったら、左折する。後はひたすら多摩川を下っていけば、羽田空港に着く、つまり大田区なのだ。

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 昼前に、もうすでに暑かった。麦茶のボトルを持って、チョコクッキーを忍ばせ、出発。

 途中休み休み行くんだよー。

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 いつの間にか固定には乗り慣れていた、恐ろしい五十半ばの童貞青年だ。

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 じゃあ、バイバイ!余裕の手を振り、

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 橋を渡って、消えていった。

 どうぞ道中ご無事で。そして、しっかり自転車体験を染み込ませてくださいよ・・・。

 




 しばらくして、知った。やく四時間くらいかかったかな?無事大田区の自宅に到着したようだ。

 自転車童貞の物語第一幕無事終了。第二幕、第三幕はこれからこれから・・・、そして歌も・・・。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
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携帯070-5083-6962
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