メールフォーム
一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |今月から始まる 謎の黒コンポ その交換事例第一 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
fc2ブログ

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

今月から始まる 謎の黒コンポ その交換事例第一



 こいつは、今年の春先、コンポをほぼ謎の黒コンポ交換した車体なんであるが、数カ月にして、こうなって帰ってきた。

 とはいえ、最近もシマノ105で、リアディレーラーがチェーンに巻き上げられ、本体をポッキリおるということが起きている。また下位グレーででは、シマノもののチェーン巻き上げはそこそこ起こる現象ね。

 なので、だからといって黒コンポが即ダメということにはならない。

 傷跡や、状態を見ても、何かのことで、巻き上げが起こって、破損というしかわからない。

 DSC_1832_convert_20200813233654.jpg

 プーリー部分がすっぽりと本体から抜けてしまっている。

DSC_1834_convert_20200813233646.jpg

 ここだけデカプーリーとか言って、交換できるサードパーティーものがあることからすれば、ここが抜けること自体は珍しい状態ではない、むしろ通常の構造をしているということかと思う。

 DSC_1835_convert_20200813233637.jpg

 本体はハンガーにくっついて取れないという、最悪の状態。多分ハンガー自体が曲がってため、ボルトが変形して回らない状態。回るところは手前の部分だけ、もしかしてハンガーとの結合部分とは亀裂によって力が伝わらないのかもしれない。

 何とか回しても、外れる気配は無し。こうなったら、強行突破と行くしかないね。

 DSC_1837_convert_20200813233628.jpg

 本体を固定して、裏から8.5ミリのドリルを当ててこそげ取ることに。

 DSC_1838_convert_20200813233620.jpg

 残骸はあるが、ハンガーを救出できてよかった。これを壊すと、また同型のものを千もの種類のある中から、また探してこなければならない、これはもう面倒すぎる。

 後はタップで残渣をこそげ取る。

DSC_1839_convert_20200813233612.jpg

 十ミリ1.0ピッチものは仕事柄各種所有す。

 DSC_1840_convert_20200813233602.jpg

 フレームに戻しても、相当複雑に曲がっている、というかねじれているんで、そいつを精密系の工具で修正していく、これが意外と時間がかかっている。

 リアディレーラーがチェーンによって巻き取られた事故であろうから、その動きは複雑で、ハンガーに与えた影響も複雑なねじりを含んだ、形になっている、そいつをなだめるように、戻していく。

 ざっとの精度はホーザンものでいいが、精度をあげるとなると、最新のハンガー修正工具が役立った。

 DSC_1862_convert_20200813233545.jpg

 修正して精度の出たハンガーに、再度新たな謎コンポのリアディレーラーが付いた。なんともなかったように。

 通常なら、シフター等とセット料金なんだが、今月より謎コンポに、日本の代理店がついて、そこからの取引も可能になるので、パーツ単体出しも、このように可能となる。

 まあ、今後の実用車の改造系も、こいつらの謎コンポにだいぶ踏み込んでいくことになるので、こうした事故事案などを把握しておく必要はだいぶありそうだ。

 DSC_1863_convert_20200813233536.jpg

 シフトダウンに多少の重さを感じないこともないが、シフトアップはお見事、というほど軽くよく決まる。

 DSC_1868_convert_20200813233526.jpg


 そしてシマノ系のブレーキとの相性も抜群。

 DSC_1859_convert_20200813233553.jpg

 今回の事故による破損は、この謎コンポだから起きた、という結論に至る証拠は見出されなかった。シマノでも起こる故障でもある、そこまでは確実にいえることかと思う。

 この謎コンポ特有の強度の弱い部分が見つかった、とかコンポ特有由来のものが見つからない中で、今後仕様を控えるという判断には至らない。

 ということで、この謎の黒コンポについては、モニターも兼ねて、ちょっと普及させていくとどうなるか?という経過を見ながらの販売になっていく。

 施工例が増えれば、何か特有の傾向が見て取れるようになるかもしれない。そのへんを見極めつつ、今月より導入開始と、いたしましょう。

スポンサーサイト




この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿

















この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
→http://tanukicycle.blog75.fc2.com/tb.php/4517-36d05b5e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

カテゴリー
リンク
月別アーカイブ

カウンター