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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

アメリカ産 鉄フレーム 部分塗装にほこり払い



 詳しくはないが、DIYの盛んなアメリカには、個人のビルダーがそこそこいるらしい。その中の一つということだ。テッシュというのかな?聞いたことはないが、ちゃんと作っている印象がある。

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 欧州程の鉄フレームの歴史がないアメリカは、そういう意味で伝統に縛られていないようで、だから鉄フレームというとイタリアクロモリにカンパニョーロという定番を思いがちなところの裏をかくように、スラムのような近未来型のコンポと相性のいい鉄フレームの自転車が登場するという。

 同じく鉄フレームに歴史のない日本は・・・というと、アメリカほど吹っ切れていないのかもしれない。

 日本に持って帰ってこられて、暫く放っておかれたこいつのホコリを払って、再度乗ろうということらしい。

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 シマノのアルテグラがついている、これもどちらかというと伝統的な鉄フレームには完全に不似合いになってしまった。デローザのネオプリマートに、これがつくだろうか?

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 そういう意味で、シマノのデザインは近未来型のスラムに近づいていったともいえるのだろうか?それともこれはこれでという独自路線?なのか?どっちでもいいが・・・。

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 一世代前のアルテグラだが・・・。

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 鉄フレームに、完組的な新型風のホイールがつくこと自体は嫌いではない店主。むしろそうしたアンバランスもよく見える。作るのは手組み派だが、しなりのある鉄フレームに、少し固めの完組の組み合わせは決して悪くはないように思う。両方固いとつかれるが。

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 後そうだ、もう一つミッションがあったのが、このシートステーにある、深めの傷、ここの修復と部分塗装というものだ。まあ、何とかなると思ったが、思った以上に深かったんで、非常に広い範囲で、その深みをならさなければならなかった。

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 手で触って、凹凸がわからなくなるまでならしていく。

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 ここまで鳴らすと、後は回りをマスキングして、色合わせをする。

 一見グレーだが、白黒だけの配色では再現できない。その背後にある青みに気づかないと、少し抜けた感じがしてしまうのだ。それに少しだが、塗装にも焼けが入っている・・・。その辺を合わせて、だいたい同じような色を作ってかけては、クリアをして、研ぎ出しまで持っていく。

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 これにて、完成、後はサドルの一部を直して、完車となる。

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 誠に残念ながら、サドルと、櫓の一部のパーツがないため、この車体に試乗することはできなかった。

 そうなればなるほど、一体どんな乗り味なんだろう?と思ってしまう。

 もっと鉄フレームが、ニュートラルな選択肢として毅然とあればいいんだが・・・、まああのとりあえずはカーボン車体という風潮・・・、もう少しどうにかならないかね?

 スケルトンやオフセットというものもっと重要視されるような、そうした視点はもっと育っていってもいいはずなんだが・・・ねえ。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

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〒202-0014
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