メールフォーム
一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |ハンドル回りの大改造 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
fc2ブログ

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

ハンドル回りの大改造

DSC_2007_convert_20200822232528.jpg

先日紹介したこの車体。

DSC_2008_convert_20200822232519.jpg

 上引きの補助ブレーキ付きのもの。これを今様にしていく。色んな意味でポジションに影響するんで、作戦開始!

DSC_2138_convert_20200831092020.jpg

 こいつを変えていくぞ!

DSC_2140_convert_20200831092040.jpg

 Wレバーで、ちょっとレトロなイメージ、店主と同世代に響かせようとして設置したブレーキなんだが、若人にはもっと別の可能性を示してもいいしね、ということで変えちゃえ!

DSC_2145_convert_20200831092122.jpg

 という形式にしてみました。

DSC_2147_convert_20200831092059.jpg

 エイドブレーキを補助ブレーキの代わりにし、

 そして、エアロブレーキを

DSC_2148_convert_20200831092211.jpg

 ディズナの全方向型の、大変優れたブレーキ、形はカンパ等からするとイマイチかもしれないが、人間工学に基づいた?機能はもう最高レベルかと思う、エアロブレーキね。

 ここで一旦施工をやめて、この状態で、翌日十キロ以上走ってもらう。そして微調整をして再度、ご来店してもらう。

 暑い中走ってきたようだ、夕方到着、これで決まり!というところで、エアロブレーキを増し締めする。

DSC_2182_convert_20200831092254.jpg

 一日走ってみると、このエイドブレーキの使用度がどうも下がったようだ。まあ、でもこれはあってもいい・・・ということで。でもまあ、そんなに遠くない内に、外れていくのかもしれない。体内部の声からであれば、それはそれでいいことだ。

 DSC_2183_convert_20200831092315.jpg

 ステムを先週下げたので、ワイヤーの取り回しは少し気を使う。ここをしくじるとブレーキ全体の引きに大変影響がでてしまう。ブレーキの引きにはうるさい店主、ワイヤーの取り回しをいくつか考えて、最後はこれに。ちょっと長めなんだが、これは必要な迂回なのだ。

DSC_2188_convert_20200831092354.jpg

 うーん、どうもこのブレーキレバーに相当気に入ったようだ。今まで、下ハンをもって走っていたようなんだが、

DSC_2193_convert_20200831092531.jpg

 このエアロポジションが実に気持ちがいい、ということだった。そこから、ステムを長くしてみたくもなった来たようだ、大変いいドミノが起きているようだ。

 内発的なポジションへの要求というのはいいね、通常は物欲から、カーボンなんちゃらを使ってみたい・・・的なところからパーツ交換が始まってくるというのが、昨今の傾向なんだが。

DSC_2189_convert_20200831092413.jpg

 見た目も相当スッキリしたね。

DSC_2181_convert_20200831135818.jpg

 今回はハンドルまでは変えなかったが、ブレーキレバー一本でここまでポジションというものが変わるのか?と本人も相当驚いていたんだが、仕掛けた店主も改めて驚いたね。

 ブレーキ形状は好みの問題だけでなくポジションの問題にまで発展する・・・、TRPなんかでもいいのがあるんで、今後はそのへんもしっかり射程に入れて、接客していかないとなあ、と再認識。

 DSC_2192_convert_20200831135807.jpg

 元高校球児、流石に自分の身体や動きなどとよく吟味しながら、地味ながら土台に関するところからしっかり組み立てているようだ。相当しっかりした土台ができるだろうね・・・。

 内部からの声をとらえつつ、それができたらもう最強だろうな。

 そうなったら、ガチのトラックレーサーに乗っても、最新カーボン車体に乗っても、ぶれないだろうね。そして、なにに乗っても、大切な原点になったこの車体に戻ってくる・・・ような気がするね。

 階段一段一段登っている、この着実感はたまらないね・・・、翻ってせっかちな輩が多すぎる、エレベーターでは過程はあってなきが如く、しかるに現在地の意味がいつになってもわからない、階の指定はメーカーが握っている、困ったもんだ・・・、という感覚すら起きないところが、本当に困ったもんなのにね。
スポンサーサイト




この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿

















この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
→http://tanukicycle.blog75.fc2.com/tb.php/4541-497ebca1
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

カテゴリー
リンク
月別アーカイブ

カウンター