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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

謎の黒コンポ グラベル版の使い方



 アルミフレームの、内装式かな?そんな自転車が持ち込まれましたね。通常のメンテかと思いきや。

 大改造の依頼でありました。

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 この内装をまずは外装に。ということになれば、ホイールを変えないといけませんぜ。それにまあドミノ的に色々出てきますねえ。

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 どうせなら、このフラットバーから、ドロップに変えましょうか?とどんどん嗜好が変わっていく。まあ、こちらも相当焚付もしたんでね。もちろん予算に縛りはあっても、こちらにはアレがありますんで・・・イヒヒヒヒ。

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 まずは後輪を組み直す。外装式のハブにしてね。そして、ディレーラーは何にしましょうかね?なんちゃって

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 はい、最近入ってきました、あの謎の黒コンポを使っています。形がカクカクしていて、好きな人には響く形でしょうね。

 こいつはグラベル、マウンテン系のコンポなんで、

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 ディレーラーのテンション調整が付いています。つまりすごいダートにいって、チェーンの暴れを防止したいときには、キツめに、そうでないときにはミドル、ローと三段階に調整ができる、こういう芸の細かいこともできるという意味では、ちょっと恐るべしなんだよね。

 代理店の方によると、この会社、ベンチャーであるためもあるんだが、実に意欲的だそうです、そして一番評価できるところが、仕事の速さということでした。

 通常、いいですねえ形にしましょう、となって実際に形になるのは三年後以降・・・なんてことは輪界ではアタリマエのことなんだが、この会社、メーカーは数ヶ月以内にちゃんと形にしてしまう。

 しかも新開発、リニューアル、マイナーチェンジもどれも速いとか。なので、コチラも何がどうしてどう変わったのか?ということをしっかり抑えないと、なにがなんだかわからなくなってしまう、そのくらい迅速対応なのだそうですよ、期待できますね。

 その内、シルバーもんでお願いします!なんて希望も叶えてくれるかもしれませんな。

 さて、この改造、一番手の混んだところは、ここ

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 ディスク化したことでしょうね。もちろん台座はありませんので、後付でね。

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 こんな感じでね。台座は鉄で作られた、ハブとシートステーに巻きつける二点どめの金具。

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 巻きつけ金具にはブッシュを入れてきつくして、ボルト二個で鬼じめ。試乗ではたわむことなし。

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 前はシングル一枚で、今風に。ということは?

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 シフターは?総右のみシフト可能な状態になっています。

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 コチラがシフトも兼ねているもの、タッチはスラムものそのもの。特にシフトアップは気に入るほど速く、コンコンコンとできる。シフトダウンはその分以上に押し込むので、ちょいと時間はかかるが、慣れると何でもない。

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 コチラは、ブレーキレバーのみ、シフトの機構はありません。ところが・・・

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 シフターとしての名残のバネなどが付いています。これ全く意味ありません。だったら外せばいいのに・・・。なんかシフター製造の過程で、途中からブレーキ専門ラインに持っていくんでしょうね、なので、途中まではシフターと同じ工程なんで、残っている、最初からブレーキ専門ラインを引くよりも、安くできるんじゃないのかな?たぶん。

 だからこの辺も見ておくといいですね、いつまでもこの調子で、無駄なシフター名残パーツを残してのブレーキレバーなのか?

 それとも、グラベルコンポが出ていく中で、専門ラインを引いても十分採算が取れるようになったら、もう少し中身空っぽな、ブレーキ専用レバーに変わるかもしれませんね、それも数ヶ月以内に・・・。

 なんてことを考えながら、この謎のコンポを載せていく。ブレーキはシマノ製のディスクにしたんで、縛りなし。

 クランクも元々付いていたチェーンリンクを薄歯に変えただけ。お手軽・・・とはいえないが、まあ、臨機応変に、パーツの入れ替えをせざるを得ない改造には、またよく向いた駆動系コンポともいえるかもしれませんね。

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 途中で、ロード系に近づけたほうがいいかな?とこの依頼者さん、一回ぶれたようですが、まあ、このフレームでロードも何もない、グラベル系というぐらいがちょうどいいんじゃないか?ということで、まずは一回この形になった。

 フロントのディスク化も、もしかしたら今後行われるかもしれないが、まずはこれまで。

 今回は公表していませんが、このセッティングで、謎の黒コンポの別の可能性も見えてきました。今や総コンポ・統一コンポが当たり前の時代になりましたが、ちょっと前までは、各パーツは得意な各メーカーが作っていて、それをどれをどう選択して、どう取り付けるか?なんてことやっていたんですね。

 今思えば、実に頭と手を使う施工の連続だったともいえます、それがちょっとまた戻ってきたような感じがしますね。もちろん黒コンポの中では、一定の統一性はありますが、実はそこにもちょっと揺さぶりをかけてみているんですが、なんとも反応が悪くない・・・。

 確実性が増しましたら、そんな内容の公表なんかもしれいいかもしれませんな。

 まずは、はじめてでしたね、謎の黒コンポグラベルバージョンの使い方、遊び方・・・でしょうか。ジャンジャン、いたずらしていきましょう!!!
 
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

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〒202-0014
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