メールフォーム
一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |通学用自転車 ツムラ tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
fc2ブログ

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

通学用自転車 ツムラ



 箱が持ち込まれました。オークションを経由しているらしいですね。

DSC_2661_convert_20200926232925.jpg

 この中に車体すべて入っているようですね。なんだろう?

DSC_2662_convert_20200926232916.jpg

 緑の古めの車体だな、どうも。

DSC_2687_convert_20200926232746.jpg

 つんつんつのだの自転車のようだな。もう四十年選手かもしれないね。こいつをまずは組み立てて、通学用自転車に買えるというのが、お役目。

 DSC_2672_convert_20200926232858.jpg

 通常この手の車体なら一本足スタンドを使うもんだが、学校の駐輪場に止める際には、こうした両足スタンドでないとダメな学校も多いそうだ。将棋倒しになる・・・見えるようだよね。

 ただし、ポン付けなんてできるわけがないので、

DSC_2675_convert_20200926232848.jpg

 両足スタンドの取り付け部分を加工に加工を重ねて、取り付けますね。大変なんだぞー・・・・。

DSC_2676_convert_20200926232839.jpg

 そして通学自転車とすれば、カゴも必需でしょう。リュックが入るくらいの大きめのものね。

DSC_2682_convert_20200926232805.jpg

 元々はドロップだが、中学生の通学には、この手のプロムナードのほうが「学生らしい」。

 しかし、この「学生らしい」というのは、店主の中学生の時にも随分物議をかもしだしたもんだ。何が学生らしいのか?しかし、洗濯のしにくい制服とやらを着せるあの制度って一体なんだろう?

 決して安くはない服を成長期の子にあてがう。洗えないから、ピカピカに繊維が光ってしまう。不衛生だろう?そういえば、保健体育の記述で同じような指摘をして、丸をもらったことがある。

 DSC_2686_convert_20200926232756.jpg

 古いクランクが付いている・・・二枚。リアのスプロケとチェーンの交換もしようかと思ったが、UGという一時あった古い形式のスプロケだったもんで、全く互換性がない。ボスフリーならまだ今も作られているが、UGは陰も形もない。

 なので、チェーンのみ交換しても、ピッチが合わずに、歯飛びする可能性もあるので、交換は断念。

 DSC_2680_convert_20200926232814.jpg

 シフトは、Wレバー。現代の中学生が使うというのは・・・、まあ店主らも同じ年齢で同じような機構を使っていたんで、問題はないでしょうな。

 DSC_2678_convert_20200926232831.jpg

 ブレーキの調整と、シュー交換。止まれないといけませんからな。

DSC_2679_convert_20200926232822.jpg

 古いせいか、前後輪ともに振れがすごかった。

 また700Cかと思ったが、よくみたら27インチ・・・一気にタイヤの選択肢がなくなった。これは少し乗ったら700Cでホイールを組み替えて、フリーハブも交換して、通常のスプロケの載るタイプにすれば、その後は今風の選択肢の多いパーツの中からタイヤはギア比を選択できるようになる。

 長い目で見て、こいつと付き合うなら、行く行くはそうした方がいいかと思いますな。

DSC_2671_convert_20200926232906.jpg 

 しかし現在の中学生の通学自転車にこいつを選ぶとは、いいセンスだと思うね。お父さん学生だった頃の自転車だ。それを今の子が乗る。雰囲気もいいね・・・、旧車にしかない味がある。

 こうした自転車を休みごとに、自分でちょこまか直して乗り続けるなんてことは、何よりも教育だろう。そして自転車で可能なことは、服にだって、楽器にだって、他の乗り物にだって、家にだって応用できる、と利口な子は教えなくても自分で学んでいくだろう。

 そうした子たちが、次にどんなものをビンテージを感じて、作っていくか?多分店主は見届けられないだろうが、まあいい、種らしきものは蒔いたということで・・・ね。
スポンサーサイト




この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿

















この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
→http://tanukicycle.blog75.fc2.com/tb.php/4569-ec91b40b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

カテゴリー
リンク
月別アーカイブ

カウンター