メールフォーム
一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |中敷きって・・・多分相当重要かも tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
fc2ブログ

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

中敷きって・・・多分相当重要かも



 何年ぶりか?レーサーシューズなるものを一足入手してみた。シマノものであります、そして・・・

DSC_3405_convert_20201031100853.jpg

 はい、典型的な百姓足の店主としてはワイドもんしかないですな。海外もんは細くて怖い。リンタマンというカナダのシューズ、こいつはアッパーをドライヤーで柔らかくしてから、履いて整形するという形式を取るので、なんとか履けていましたがね。

 まあ、大抵の洋物はダメでしょうね、噂ではシディーは幅広もあるよと聞きますが、試したことはありません。

 なので、歴代はいてきたシマノもんにどうしてもなるんですね。

 そして、今までは手で締める三本のベルクロもんでないとこれまたダメだったんです。特に一番足元に近いところをカチッカチッとレバーで締めるタイプが苦手でね、あれってすでにベルトに刻まれた溝に沿ってのみ動くわけでしょ?つまりデジタルなわけですよ。でも締め具合っていうのは、無段階でアナログでないとそのポイント、ドンピシャにはならないと気持ちが悪い。

 なので、三本ベルクロがなくなっていく悲しい現状の中で、変わりに来るアナログ締めのもんがないか?と思っていたら、もうとっくに世間様には出ていたんですね、

DSC_3391_convert_20201031101102.jpg

 このワイヤーじめというのが。これやはり無段階なのがいいですね、そして全面的に真綿でしまっていく感じも大変いい、しかも足元と足先2つに分かれているのがまたいいわけであります。

 もう出て随分経っているようですが、日進月歩っていうんですねえ。気に入りました。

 なにがいいか?というと、靴の中で足が動かない、当たり前なんだが、この動かないながらも痛くはない、締めに偏りがないというのがなんともいいですね。

 靴の中で足が動くようでは、レーサーシューズとしては全く意味はない、と思っております。なので、厚い靴下穿くなんてのは論外、本来ならレーサーシューズの中では裸足がベスト!だ!

 ただ、手入れを手抜きすると臭う・・・。

 妥協して薄い靴下だな。それもなんか知らんが最近、アームストロング以来か?ハイソックスみたいなのはいている人が多くなってない?

 くるぶしが出ていないと、なんか鬱陶しく感じるのは店主だけかな?なんか見た目も違和感なのは、もう古い人間なんでしょうな。

 DSC_3392_convert_20201031101052.jpg

 フレームのカーボンにはどうもこだわりませんが、シューズのカーボンソールには感動したな二十年くらい前か?イヤ、本当驚いた、軽いし、全くたわまない、だから歩きにくいしね。

 以来、シューズの裏だけはカーボン・・・ですわ。

 で、シューズ全体の作りに関しては、ほぼ問題はない、例えば足の甲と足首の間辺りに触る返し部分がちょっと多いなんてところはいずれ切ればいいんだし・・・。

 でも、こんなものが当たり前ですが、付いています。

DSC_3393_convert_20201031101043.jpg

 この中敷きというやつね。この中敷きについても、それなりの研究がなされているんでしょうが、ちょっとまあ、おざなり・・・感なくはない。

 というのもこの中敷きに凝り始めたら、それはもう一つのジャンルと言ってもいいくらいの奥深さがあるようですな。

 値段も千円くらいから、下手すら平気で二万超えするものだってある。オーブンで温めてから、選手が実際に履いて、選手の足裏で最後の整形するなんてもの、その再真空ポンプまで使って、圧着させるのも過去にはあった、今でもあるのか?

 まあ、そのくらいやってもいいくらい、実は中敷きは大事なもんかもしれない。足が直で触れる靴と足の間にあるもんだから、それが合わないと、靴の持っている性能も引き出せない。

 イヤイヤ、隙間の隙間のその間に世界は広がってるし、そこの守り神のような中敷き専門家の人だってすごいノウハウ持っていそうだ。

 そこまで凝っていなくても、店主は気に入ってこいつを敷いていた。

DSC_3396_convert_20201031101021.jpg

 これは硬くていつの間にやら店主の足に吸い付いて来るようにフィットしてきたもんだ。

DSC_3399_convert_20201031100949.jpg

 なので、新しい靴にもこいつは忍ばせる!少なくとも下に関しては、慣れている状態が保てるってもんだ。

 ところが・・・、最近かかとの位置がもっと高いところにあったら、ペダルを踏む足の角度がより良いところに行くんじゃないか?という妄想が湧いてくるのであった。クランクを短くし、Qファクターなんてもんをいじりだしたら、ドンドンより最適なところはないか?と言うような流れになってきているんだな。

 DSC_3397_convert_20201031101010.jpg

 ちなみに先の中敷き裏はこうだ、なんで見えない所がカラフルなんだ?はいいとして、このかかと部分、

DSC_3398_convert_20201031100959.jpg

 プラでコーティングされていて硬いのはいいんだが、薄い。なんか若干でもかかとがもう少し浮くポジションが取れないか?

 DSC_3394_convert_20201031101033.jpg

 ちなみに先のシマノの中敷きはその点からすれば論外、薄い、薄すぎる。では二枚敷く?っていう選択肢もなくはないかもしれないが、そうしたら中敷き自体が厚くなってしまい、厚い靴下を履いているのと変わらなくなってしまう。

 全体に厚くなる必要はない、かかとだけ厚くなればいいんだが・・・。

 と探していると、

DSC_3400_convert_20201031100938.jpg

 自転車外で、こんなもんが見つかった。これは世に言われるところの、シークレットブーツ代わりの中敷きなのね。つまり、かかとだけが1.5センチ高く作られている中敷き。

 これがシリーズもんで、2センチ、2.5センチ・・・と4センチくらいまであるんだが、こいつのかかと部分だけを切り取って、慣れた中敷きの下に敷けば・・・、思い通りのかかとの高さになるかな?

 踏み込みは足の前半部分なんで、かかとは多少緩くてもいいかも・・・なんてこと考えながら、中敷きいじって走っては、色々感じ改良していく・・・、老境人間としては、少しでも快適に、フィッティングに幅の広い選択肢も・・・ということで研鑽中なんであります。

 と思っていたら、またまた、すごい隙間に入り込んでいるものを発見!!!

DSC_3401_convert_20201031100919.jpg

 発見というより、こいつはいただきもんなんだが、なんと靴下ね。

 つまりペダルと足との間に、シューズが入って、中敷きが入って、そして靴下がある・・・ということなんですね。

 で、こいつの何がすごいか、

DSC_3402_convert_20201031100911.jpg

 かかとが締まるのと、足裏のこのゲルが中敷きにしっとり食い込んで、足の移動を許さないという工夫。

DSC_3404_convert_20201031100902.jpg

 まあ、詰将棋のように、より良き方向へ向かって、各隙間が連動し始めた時、すごい展開になりうる・・・。

 自転車とエンジンである人体、その間に来るものたちで、これだけ変わるのか?という話の入り口であります。

 スピード然り、長時間然り、長期間然り、ちょっとした工夫がすごい快走への切っ掛けになりうる。より薄い隙間を狙って!!!だな。
スポンサーサイト




この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿

















この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
→http://tanukicycle.blog75.fc2.com/tb.php/4605-9e5bce76
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

カテゴリー
リンク
月別アーカイブ

カウンター