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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

見せに来たニャー



 二年越しだったか三年越しだったか忘れたくらいに引き伸ばして、ようやく仕上がったということで出した、豹柄号でありました。

 コチラは塗装してお渡しすると、持ち主の方はそれに組み付けて、持ってきて見せていただける。

 そろそろかな?と思っていた時、ニャー!とばかりやってきた。

 ありもの組なんだが、まあ、面白い。

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 元々はピナレロのアルミフレームだったんですね。

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 こんなヘッドバッチもしっかり戻っていますね。

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 周辺パーツから見ると、こんなトークリップもあるんですねえ。

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 基本ありもの組ということで、なるほど・・・というホイール。

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 参考にさせてもらった、ヒョウ革サドル、プリントもんで手触りはビニール。

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 バーテーテープもヒョウ柄、これは地が白いのでユキヒョウ的ですね。と、これって・・・エルゴじゃない?

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 ベローチェですねえ、カンパ仕様か・・・。

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 ありものという割には、揃っていたりして・・・、

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 と、裏をかかれる、ブレーキですね。これはディズナものアルミ削り出し。決して安くはないが、バカ高くもない。

 シルバーもあることを考えると、選択肢の一つとして考えても良いかもしれないね。

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 目玉はここかな?出たての頃は、なさの技術と言われたカンパカーボンクランク。マーブル模様で今のディレーラーなどに使われているものからすると品がある実に。形もいいですねえ、コーラスです。

 しかも!

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 なんと貴重な!スクエアテーバーもののカーボンクランクですよ。ということは2005年以前のものですかね。ホローテックに刺激される前の型というわけです。

 ということで、まぜこぜレーサーのニャンとも面白い豹柄号の完成です。

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 すれ違ったと同時に、なんだ?今のは?と思わず振り返ってしまう、様相でございます。

 これを作成する際に、動画や図鑑のヒョウやジャガーの毛皮を観まくったわけであります。最初はフォークを両手に後三角を足に・・・なんてヒョウ全体のイメージで柄を配置を考えていたんですが・・・、それがまあ、難しい。

 そこで、布などにあるアニマルプリントなるものをまた参考に観ていたんでありますが、これが本体のヒョウやジャガー画から見るに、見れば見るほどちゃちなんでありますね。

 こんなのに、ヒョウ柄でござい、なんてごまかされているのね・・・てなもんで、人間の認識能力のいい加減さを織り込んだフェイクものの王道なんてものを感じたりもした。しかし、比べるまでもなく、事前は手が込んでいる。

 このもの合わせや、変わった塗装の発注なんかを観ても、このご依頼者の方はただもんじゃないなあ、と思って、仕事を聞いてみたんだが、印刷関係ということだった。

 なるほど、色についてはかなりのこだわりがある・・・と見ましたね。

 動物シリーズも面白いといえば面白い。ただ、いつも思うが、自転車はフレーム、見せ所の中心がポッカリと空いている、カンバスを念頭に絵を描いている人にとって、またそれを見慣れている人にとっては、完全に裏をかかれる構図となるわけだ。

 だから模様はかけても、絵は描けない・・・というのが輪画の特色なんだが、それでも、その先に空間を想像させる絵の力というのはまだあるはずだ、そう、人間の持っている認識能力をフェイクものとは別に利用して、空間に絵を見せることは可能だろう、とは思う。

 それがいつになることかは、わからないが。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

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〒202-0014
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