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ベアリング交換 ウィッシュボーン・・・て


 
 このBBのたまあたりがゴリゴリするので、どうにかならないか?と持ち込まれてきた。

 ウィッシュボーンというサードパーティーのBBなんですね。こいつ決して安くはない、シマノなどのホローテックBBはそんなに高くはないが、その三倍四倍くらいはしてしまう。

 何がいいかというと、シマノのようにねじ山のないBB打ち込むようなことはしないというところかと思う。

 左右からBBソケットにこのパーツを差し込んで、ゆっくりネジを合わせて回せていけば、静かに両者フレームともに一体化してくれる。外から別の工具で絞められるよりも、自身内部のネジによって呼び合うほうが、静かで確実に内部に落ち着くイメージはある。

 なので使いたがるのはいいが、このアルミのボディーだけでこの値段?とちょっと首を傾げたくなる。

DSC_3655_convert_20201110221101.jpg

 BB本体とそのサイドにはシールドベアリングが入って、キャップとして左右から差し込むことによって、クランクのシャフトと同じ径のBBとなる形式になっている。このシールドベアリングにゴリゴリ感がでているという、交換すべし。

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 使われているベアリングを計測すると、きっちりミリで寸法が取れる。それを一般の工具屋さんから探し出して、送ってもらう。

 DSC_3658_convert_20201110221042.jpg

 この一般ベアリングで、事が足りるという、こいつを二個用意すればあとは交換すれば済むだろう。

 DSC_3660_convert_20201110221033.jpg

 まずは先のBB内をよく洗浄する、アルコールでね。

 DSC_3662_convert_20201110221023.jpg

 ゴミもなくきれいになって光っている、ここに薄くグリスを入れよう。

DSC_3663_convert_20201110221013.jpg

 はい、後はここに先の新シールドベアリングをあてがって、

DSC_3664_convert_20201110221003.jpg

 万力を締め込んでいくと、

 DSC_3665_convert_20201110220953.jpg

 と、こんな感じで、シールドベアリングが収まった。ただ、見た目ほど簡単ではない、実はこの輪切り状に見える断片だが、実はビアリングのほうが少し奥まっている、面一ではない。

 そしてここに、
DSC_3667_convert_20201110220938.jpg

 外キャップをはめて完成だ。これがないと、クランクシャフトとシールドベアリングの間に隙間ができてしまう、クランクにガタが出るなんて、最悪だよね。

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 これで周りも元通り。でも安く直るよね・・・。元値がなんか信じられないね。いかにもボディーは精度がでていたとしても、この値段かよ!と思わず言いたくはなる。


 高額に見えても、自転車部品として特殊に見えても、最終的に使われるこうしたベアリングのような一般規格の物自体は、結構安くていいものが多い。なので、一々ホイールメーカーから購入しなくても自分で寸法を計って、それが一般部品と同じというのなら、別から購入して装着するのも多いにありかと思うが。

 ただ、実際にそうしたことを素人自身がやろうとすれば、実に大変なことだった起こりうるんで・・・、これは難しいかもね。

 とりあえず、これにて施工終了、次回のガタのために、もうワンペアシールドベアリングは確保して、依頼者本人にスペアとして保つように言ってある。

 出処が高額であるなら、せめてあと数年以上は使い続けたいと思うだろうな。しっかりメンテして、長生きして使うように・・・だな。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

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