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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

24インチを22インチに・・・?



 なんというか、ヤフオクマイスター・・・のような方っていますね。あのバラバラの出展物を見ながら、なんか理想的な一台及び用途なんかが浮かんできてしまい、それがまた自己展開してしまって大いに盛り上がって、気づいたら落札していた・・・なんて方。

 ある意味これは才能ですな。

 大体当店に馴染むような方、出入りの方々なんて言うのは、どうもヤフオク上がり、最近はメルカリ参入のような方々が多い。

 考えてみれば、あれほどランダムに投げられて、相当訳ありもん、曰くもんの中から、トライアンドエラーを繰り返して、なんとか乗れる一台を組んでしまう・・・なんて言うのは、あるかないか知らんが、そんじょそこらの自転車職業訓練校なんてもんより鍛えられるだろうね。

 そして、失敗したパーツ類をためておくと、またそこに新たな仕様のわからない一台が透けて見えてしまう、その連続でありましょう。

 そういう意味では、大いに利用すべきと思う、と同時にリスクは覚悟することかな。

 で多分、そんな中から引っ張って持ってこられたのがこれだった。

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 BSの名作折りたたみ号であります。

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 こんな柄がついていて、これを開くとちょうどフレームが二分の一に折りたためるという名作。これの700c版が定番だったと思うが、なんとこいつは24インチ版という、ちょっとどころじゃない、だいぶ珍しいんじゃないのかな?という一台。

 その24インチというのが、異常に特殊なホイールで、メジャーなところでは車椅子のホイールとなっている。しかも、こいつは24×1という、超レアなリムが使われている。

 ジャイアントであのシルクの荒井さんが設計した折りたたみ号がそれでありましたな。あとは・・・たまに見る少年用レーサーなんかで使っているのがあるかもというぐらい、珍しい。

 そして悪いことにそのホイールの状態が芳しくない・・・。タイヤは見つかるが、困ったことにリムが見つからないので、新たなホイールを手組で作ることができない。さあ・・・困った。

 と、こんなことでメゲルような、ヤフオクマイスターではない。なれば、別ホイールということで、エトルトというホイールとタイヤの径を示す指標とにらめっこして、22インチの13/4のホイールなら入る!と結論。

 そして、
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 なんと22インチの安い完組からリム摘出、

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 そして、持ち込みのシマノハブでホイールを組み直すなんて展開に持ち込んだ。

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 リアもソラハブなどを持ち込んで、22インチで組み直し、しっかり装着できちゃうんだからね。

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 リムの2インチの違いはタイヤの太さでカバーということなんだな。

 そしてこの辺の要所は、ヤフオクマイスターならではの手持ちパーツで行く、渋いよねえ・・・。

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 ハンドルは基本何でも乗る方なんだが、こいつはフラットで行くようだ。

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 この辺なんかも、見る人によっては、寄せ集め感が漂っているように見えるよね、実際そうだし。

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 のけぞっているようだが、しっかり後ろから支えているから、大丈夫。

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 不思議なんだが、前はついていたブレーキで大丈夫・・・、というのは、リムが2インチ縮んだんで、片側1インチは下に下がっているはずなんだが、同じブレーキでリムがつかめるということに。

 ところが、このリアブレーキだけはどうしてもタイヤをつかむということで、大変に多様な形の、たまたま当店にあった、リムブレーキキャリパーと交換した。

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 はい、完成!これで折りたたんでどこか行くのかな?もう用途はしっかり決まっているはず。どうりでワクワクしていましたな。

 そんなこんなで、ヤフオクやメルカリといった中古市場愛好者にとっても、結構当店は居心地いいかもしれないですな、実際寄せ集め号がしっかり走ると嬉しいしね・・。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
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携帯070-5083-6962
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