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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

ゴリゴリやってんじゃねーよ!その・・・いくつだっけ?



 今回は自分でベアリングを持参してきおったわい。なになにフルクラム、オリジナルスペアパーツだと?へえ・・・、フルクラムが独自にベアリング工場を持っている?ブランドってそういうイメージもつれてやってくるのね。

 確か店主もかつて真面目にフルクラムや、カンパからスペアパーツと称してベアリングを取ったことがあるが、それがまあ、計測して見るに、通常のベアリングとして売られているものと同じとわかって、別のベアリング専門のところから取ってみて、その値段の差に驚いたことがあった。

 まあ、あとから考えれば、そんなもんだろうとも思うがね。

 ただ、この手の完組の中にはマジで特殊規格ってもんがあるから、そこは気をつけたほうがいいがね。

 いつだったかな?そんな前のブログではないところで、ありそうでない規格があったよね。専門ベアリング店が舌巻いた、相当特殊ですね・・・だって。

 それから、別の何でも屋的なサイトにあったが、どうも釣りサイトっぽい・・・。特徴は電話番号がない、あってかけても通じない、グーグルマップで観ても、らしき建物がない・・・などいくつか特徴があるんだが・・・、あと異様に安いものがあったり、店名がどこにでもありそうで検索しても確たる情報が取れないなど、皆さん気をつけてね。

 ただ、やはり相当珍しい規格があったんで、もしやとメールで問い合わせたが返事がこなかったので、そこは避けた。

 で、どこであったか忘れたが、まあ来たときには小躍りもんだったよね。

 なので、いつも一般部品でなんとかなるとは限らないのが、この辺の面倒なところなんだよね。

 ということで交換してやろうか・・・。

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 この状態で持ち込まれたんで、目の前のシールドベアリングを外せばいいだけで・・・この場合はさして難しくはない。

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 これは素人でも外せたということなんだが、このシールドベアリング露出するとこまで辿り着くのが、意外と難しい場合も完組ハブの中には有る。

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 これは同じフルクラムの前輪なんだが、外せなかったということだ。

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 たしかにちょっとやそっといじったぐらいでは、その構造がわかりにくいかもしれないね。外してずらして、回してもそれがネジを緩める方向ではなくて、単に回っているだけなんてこともよく有る、そういうときには引っ張ってみたり、逆に叩いてみたりなんてこと繰り返してから、よく観察して、分解への道を辿っていくことになる。

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 被っていただけのキャップを外すとこうなっている、スルーアクスルを見据えた中空シャフトなのかな?

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 方向間違わないで、ゆっくり叩くことで抜けたシャフト、この辺は企業秘密なのか?独自開発なのか?なかなか統一規格というわけには行かないようだ。

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 ようやく、シールドベアリングがお目見えだ。この抜き方だが、たまたま当店にはシールド抜き工具が有る・・・。

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 ただ、こいつが万能か?というと意外と径のあわないベアリングもあって、ちょっと引っかかったからといって、引っ張ると工具のほうが抜けてしまうなんてことも有る。

 そういうときには、当店内に有る工具を総動員・・・、ドライバーの柄の太さを利用してなど、意外と大変なことも多い。

 そして、装着もまた、色々だ。

 圧入なんで、万力などでゆっくり確実に入れられればいいんだが、ハブ単体ならできても、ホイールとなると、通常の万力では入らない・・・。そうなると、また別の工夫が必要になる。

 今回は

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 たまたまシールドベアリングよりちょっとだけ径の短いシャコ万力を利用して、板と挟んで、ゆっくり平行に奥まで装着することができた。

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 ハブより奥に入るシールドベアリングは単に挟むだけでは置くまで行かない、といってあまり叩きたくはない・・・、できればホールソーで、ベアリングより一回り小さい木の丸型を各種作っておけば、いいんだろうが、たまに作っても、いざ使う時どこかに行っていることがあって、よく作り直すこともある。

 しかし、完組みホイールなどほとんど出さない当店、手組を推している当店が、結局完組のメンテもすることになるとはね・・・。メンテに完組も手組もない、手組みができないければ、完組のメンテもしきれないという単純な理屈なんだろうな。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
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TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
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