メールフォーム
一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |クロスは「ロード」化よりもグラベル化? tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
fc2ブログ

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

クロスは「ロード」化よりもグラベル化?



 今を去る五年ほど前に持ってこられたクロスバイクのフレーム、こいつを自力で加工してある自転車に改造したとういことなんだな。

 20151030_154849_772_convert_20151031005844_20201121184019ac8.jpg

 当店の電気回りでお世話になったYさん。流石に手の仕事だけあって、自力でかなり自転車に接近できる。あと、裏技が折り紙という別の隠し技も持っているそうだ。

 このちょっと凝ってはいるが、まあどこにでもありそうなクロスバイクを自分なりに改造してしまった。

 DSC_3839_convert_20201121175453.jpg

 まず、剥離して磨いていしまった。反省点は色々有るようだが、かなり大したもんだよね。

DSC_3840_convert_20201121175445.jpg

 アルミの金属感が満々と出ている、インゴットのようだ。

DSC_3850_convert_20201121175352.jpg

 金属好きにはたまんないだろうなあ。でもよくここまで剥いて、磨いたよね。

 でもこの方、磨きは剥きから始まるということはわかっているようだ。確かに塗装は下地がものをいうように、磨きは剥きをごまかすことはできない。なので、大森社長も剥きに大変こだわる。ちなみに、大森社長、酸性の剥離剤をたいへん嫌う・・・ということは付け加えていいことだろうな。

 で、磨いたあと、アリモノで組んだそうだが、それがとても面白かったとか。そういう自転車組みの面白さをもっと伝えて行ければいいと思う。

 統一コンポでポン組みだけじゃあ、面白くない。せっかくオークションやメルカリなんかで、中古品が縦横無尽に飛び交う世の中になってきたんだから、アリモノ組み、偶然の組み合わせの妙のような楽しみもぜひ堪能してもらいたいもんだ。

 そのための尻拭いなら、いつでも来い!なのだ!

DSC_3842_convert_20201121175436.jpg

 こいつは乗っていた、ロードのクランクを取り替えて余ったもんを付けたな。

DSC_3849_convert_20201121175401.jpg

 よくやったと思うのが、これ、フォークね。これはフェルトと書かれているので全く別の車体から持ってきたものに違いない。それにしてもよくヘッドパーツを合わせたね・・・。この辺は偶然なのかどうかはわからないが、玄人でもちょっと大変なとこだよね。

 DSC_3845_convert_20201121175419.jpg

 いかにもアリモノ的なテクトロブレーキ。そのまんまって感じ。

 DSC_3847_convert_20201121175410.jpg

 この角度からだとわかりにくいが、STIを見ると外に開いたドロップであることが解る、つまり昔でいうランドナー・・・というよリは、今風のグラベルロードをイメージして作られているとも言えるようだ。

 実際秦野あたりを走れば、林道なんてあちこちに有る、そうなると、入ってみたくもなるよね、そこでもどきながら作ったのが、これだという、いいねえ、買うんじゃなくて、作る!

DSC_3843_convert_20201121175427.jpg

 これはほぼ唯一グラベル専用ディレーラーだな。

 もちろんこういう一台を乗ることによって、専用に作られた専門車体のグラベルの良さというのも解るだろう。

 DSC_3835_convert_20201121175503.jpg

 なんか、無骨にカッコイイ寄せ集め号だよね。スケルトンなんかもグラベルに向いているんじゃない?

 ということで、高額の銭を出して買ったロードよりも、何かこっちに愛着を感じてしまう、なんていう気持ちも実によく解るというもんだ。

 ここまで自分で作らなくても、自分が考えて、手持ちのパーツ類プラスαで、イメージ通りの自転車を作るということ自体、大変夢の有ることだよね、とおもう。

 そういう、アリモノ車体を作る愛好者がドンドン増えていく、それもまた、自転車文化自体の成熟化に繋がっていくだろう、と思うねえ、そういう意味で尻拭い大歓迎なのだ!
スポンサーサイト




この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿

















この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
→http://tanukicycle.blog75.fc2.com/tb.php/4627-1286ed23
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

カテゴリー
リンク
月別アーカイブ

カウンター