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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

かれこれ五年?ピストロードの競技会!



 遠目で見ると、正面衝突の事故車か?と思われるほど、前輪が手前に来ていますね、ホイールがダウンチューブにふれそうですよ、こんなロードは・・・よほど変わったビルダーさんを口説いたり、堅気のビルダーさんと大喧嘩しない限りできないスケルトンじゃないかな?

 そう、こいつはロードフレームじゃない。

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 たしかあの神山を支えたサムソンのピストフレームであります。正真正銘のピストフレーム・・・ですね。

 これをロード仕様にしたのが、かれこれ五年以上経っている。そしてただ五年経っただけじゃあない、この所有者の方は練馬のバンク記録会のチャレンジャー、三十代・四十代の中でトップクラスの足を持ちます。

 もちろん、フルタイムの社会人。仕事の合間に練習時間を取って、この一年の競技会に的を絞ってトレーニングに勤しむ。その時期が近づくと、体がシェイプされて、もちろん禁酒。

 毎年出ていると、飛び抜けた足を保つやつは横おいて、ライバルとなる奴らは絞れてくる。あいつ!あいつには負けたくはない!お互いそう思ってんでしょうね、それを励みに闘志を燃やす、いいですねえ・・・。

 常にデットヒート状態で、実は今週末その競技会があるそうなんですが、そのためにオーバーホールということで持ってこられた。

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 ピストフレームなんだが、前二枚にしています。

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 後ろ九枚、もちろんリアホイールを120エンド用に改造して、フレームはいじっていません。

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 洒落た金具ですね、リアにはロードのブレーキが付きます。通常の板ブレーキ仕様だと、ミドルクラスのキャリパーしか付かないんですが、こいつは止を独自に上に持ち、穴をずらしているという技を使っています・・・。

 店主もちょいと真似して作りましたが・・・。

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 ハンドルはロードハンドルにしました。この仕様だと長距離乗るでしょうから。

 そしてシフターを

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 バーコンにしたんですね。その競技会ではバンク走行なんですが、ギアチェンジが可能、下ハンもって、軽いギアから飛び出て、一定のスピードに乗ってから、維持するギア比で走り抜く、これで相当時計が変わるでしょうね。

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 サドルはロードながら、ピラーはしっかり競輪仕様。

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 そして、今回のメンテの中心は、ホイール!振れ取りはもちろんのこと、スポークテンションを大分上げた。そして十分にグリスアップをして回転を確保。かつて、一発勝負用にグリスじゃなくて、トロリとしたエンジンオイルを入れるという選択肢もあったが、バンクだと相当Gがかかるんで、まさに一発勝負用、終わったら即洗浄してグリス入れ直さないといけない。

 まあ、そんな小技は横おいて、テンションの上がったホイールで、持っている力を全て前に!!!ということで、頑張って欲しいですね。

 そして

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 ヘッドパーツの調整を越えた症状のあったものを交換・・・。これでスタートに違和感なく、まずは最初の200メートル大加速に集中できると想いますね。

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 最近、優れたロードレーサーも購入されて、今慣らし中ということですが、このせっかちにも走るピストロードに慣れてしまっているので、その差異というか違和感にちょっと困惑気味なんだが、正真正銘のロードレーサーは様々なコースに対応して作られている、ということを徐々に体感していくんじゃないか?と想いますな、それはそれで。

 ピストレーサーをロード仕様にする・・・十年以上前からやっていまして、店主も自作しているんですが、まあ、大ブレイクはしないでしょうが、これ嵌まる人には、大分嵌まると思います。

 忙しない、ハンガー高めのフレームが好きな人には、それを制御しながら乗るというのが、また面白い。じゃじゃ馬ならし・・・とでもいいますか?

 まあ、敏感な人はわかりませんが、店主のように雑な感覚しかもたない人間にとっては、とにかく面白い・・・、余っているピストフレームがあったら、火を全く入れずに、ロード化もできますので、ちょっと考えてみるのもありなんじゃないかしら?

 今週末、こいつで参戦するとのこと、もしかしてこいつでの参戦は最後になるかもしれません、思いっきり集中して走り抜いてほしいです!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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