メールフォーム
一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |キャノンデール物語 その1 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
fc2ブログ

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

キャノンデール物語 その1



 パッと見て、その車種が最新のものかどうかについて、マウンテンバイクもんはわからない店主。コンポが油圧でなければ、そこそこ古いかな?ってなくらいしかわからない。

 これはワイヤー引きだったんで、そこそこ古いものらしい。

 DSC_4038_convert_20201129021133.jpg

 キャノンデールですね、アメリカのメーカー。ロードだと、かのチッポリーニがサエコチームにいた際、赤いキャノンデールが勝ちまくった・・・、あれでどれほど売り上げ伸ばしたんだろう?

 サエコって確かコーヒーメーカーの会社かな?サエコレッドとか言ったかな?キャノンデールのメガチューブにサエコレッドで、BB付近のダウンチューブがコカ・コーラの缶のように見えたもんだ。

 DSC_4047_convert_20201129021040.jpg

 幅の広いフラットバーがついています。かなりの瓦礫の中を走ってきたのかな?ちょっとしたドアなんか斜めにしないと通らないくらい広い。

 DSC_4044_convert_20201129021053.jpg

 ちょっと古めというのは、前が二枚であるところかな?最新って一枚でしょ?ま、そんなことはどうでもいんだが、もんだいは・・・、

DSC_4042_convert_20201129021103.jpg

 このサスフォークといいますか・・・。

 キャノンデールというと、レフティーという唐傘のおばけのような、一本足フォークを思い出す人結構いるでしょうね。

 あいつが出たての頃、川越街道ですれ違ったとき、一瞬ホイールが外れてこっちに飛んでくるんじゃないか?という恐怖心を感じたくらい、画期的な見た目だった。
 
 大丈夫かよ、一本で・・・とおもったね。その反論というか、擁護の意見として、飛行機の車輪も同じ形式のものがあるんで、強度は心配ないなんていうのもあった。

 でも圧倒的に見た目で不安だったなあ。

 他、ヘッドチューブ内に空気を入れてサス代わりにするなんてもんもあった、つまり独自発想による独自規格もんが多いよね、という印象がキャノンデールにはある。

 パンクしたようなヘッドチューブサスもんなんかはかなり前だが、持ってこられて、どうにかならないか?という相談は受けたんだが、今ほどコンバーターに種類がなかったもんなので、泣く泣く断ったことがある。

 そういう意味で、キャノンデールもの、及びその周辺ものには、特殊規格があるんで気をつけようと・・・ひそかにおもっていたんだが。

 このフォークが、曲者中の曲者だった。なんとコラムがストレートに1.5インチというもの。根本だけじゃなくて、ストレートに1.5インチ・・・という。

 何言ってんの?マウンテンじゃ普通だよ、と言われれば、アッソウ・・・とそちらの世界にはほぼ無関心の店主は思うが、ロード系・ピスト系から始めた当店としては、大混乱もんなんだよね。

 で、もっと度肝抜かれたのはだ・・・・、

DSC_4041_convert_20201129021122.jpg

 ここなのだ、やってくれるぜ・・・キャノンデールという、真骨頂。

 1.5インチはもうロードにもじゃんじゃん入り込んできている、そもそもスポーツ自転車のヘッドチューブというのは、基本1インチであった。それに対して、一回り太くしたのがオーバーサイズってなもんで、今こちらのほうが主流となっている。

 クラシカルな見た目を重視する人は、1インチものにこだわるが、競技志向が強くなると、剛性の問題っていうわけか?オーバーサイズとなってくる。逆に1インチとこだわらない限り、今では殆どがオーバーサイズものを手にすることになる。

 そこにヘッドの下回りから1.5インチが入り込んできている、ロードの世界にね。もうだいぶ前から。下りでのフルブレーキを支えるのにいいとか言ってね。たしかに見た目も、効きも剛性はあるだろうね。

 で、そうであっても、その1.5インチの大半は、インテグラルヘッドという形式を取っている、つまりヘッドチューブ内にシールドベアリングが収まるよう、すでに台座が刻まれているという形式ね。

 これがいいとは言わない、そこが駄目になること、イコールフレームが駄目になることを意味するからであります。たかがヘッドパーツなんていうチッポケなパーツが駄目になることが、フレームの致命傷になるなんてこと、普通あっては困るよね、一般ユーザーさんは特に・・・。

 しかし、主流をいうと、1.5インチといえばインテグラルということなんだが・・・、そしてもちろん当店としてはそのへんに対応する技と工具なんかはしっかり用意しているんだが。

 もう一度上の写真を見てちょうだい。

 こいつ、はめ込み式のヘッドパーツをしていますよね・・・。

 こんなのマウンテンでは当たり前だよ、と言われれば、アッソウ・・・なんだが、そんなもん知ったことか!当店では腰抜かしもんの、なんだこりゃ!!!もんなんだな。

 この意味がわかる人は、なかなかいないと思うが、コラム自体が1.5インチ専用設計になっていて、それに対応するパーツがない、仮にあったとしても、それに対応する工具もない、という地獄のスパイラルに陥る・・・なんてことは、まだ誰もわからないだろうなあ・・・。

 ということで、キャノンデール物語は、次に続くのであった・・・。
スポンサーサイト




この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿

















この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
→http://tanukicycle.blog75.fc2.com/tb.php/4635-f8084208
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

カテゴリー
リンク
月別アーカイブ

カウンター