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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

ベロ付きタイヤのパンク修理講座!



典型的な実用自転車ですね、元八百屋さんが持ってこられました、高齢者の方ですね、引くだけでも重いのに。

でも、軽い自転車は逆に怖いとか、慣れとはそういうものかしら?

で、後輪の空気の調子がおかしいということなので、パンク修理のご依頼、まあ大半の一般自転車の修理依頼はパンクなんだが、このモロ実用車のパンク修理は一味・・・イヤ三味違うかな?

 前リアカーのチューブ交換の公開したあと、もう少し詳しく教えてくれという問い合わせが来たんだが、まあ今となってはやり慣れている人はいないと思うし、ハイヨと引き受けて、開けてびっくりどうなってんの?という人も多いんじゃないかな?ということで、またやってみようか?

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 タイヤの中からチューブを出して、それにパッチをしてもとに戻すという工程は一緒なんだが、タイヤの構造がちと変わっている。

 この写真で見えるのは通常チューブと思われるかもしれないが、実はこれはタイヤの一部で、通常のタイヤがビードというエッジで終わるところが、この種のタイヤはその終わりのはずのエッジからさらに幅のあるベロというものが両エッジについている。

 なので、俗にベロ付きタイヤと言われるんだが、その両サイドのベロに包まれているチューブを引っ張り出すということになる。

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 この切り通しがあるところはバルブを通すところ、これを専門に切るための、昔の電車の切符切りのような工具があるくらいだが、これで切っている部分がベロの部分ということになる、わかるかな?

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 チューブを引き出したら、あとは同じく水検査で、パンクの箇所を特定して、パッチを貼る。

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 ここは同じなんだが、直したチューブを今度またタイヤの中に戻さないといけない。タイヤに包み込んで戻すんだが、もし包み込んだ裏を縫い合わせたらチューブラーのようにもなる・・・、つまりホイール側に貼るためのリムテープがいらない、狙いはどうもそこらしい。

 DSC_4274_convert_20201211201131.jpg
 
 ここにチューブのバルブを入れて、タイヤに戻すんだが・・・、

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 このベロの向こうにチューブが入っています。そして、次にこのベロをチューブとリムの間に入れ込んで、一周します。

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 一見施工終了のように見えるが、ベロの中間にあるビードを今度はタイヤのエッジに押し込んでいかないといけないのだ、これが大変なのね。特になれないと・・・。

 このタイヤは面倒だが、一つだけいいところがあるとすると、よく伸びること、その伸びを利用して、ビードをエッジに押し込んでいくんだが、

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 店主の場合、このバイクのタイヤレバーを使います。なぜか?長いのと、先端がデカイのでタイヤのビードを捉えやすい。

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 押し込んでいく・・・、この時伸びのあるタイヤにちょっと感謝しながらね。やわいビードがすべて入り込むと、

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 こうなります、これでほぼ完成。あとは空気を入れて、エッジを安定させます。

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 ホー・・・。完成。この手のタイヤも取り寄せればまだあるようだ、新車は・・・作られてはいないのかな?あとリアカーも同じ形式なんで、これは覚えておかないとね・・・、ということで、もし同じ案件が来たら・・・、まあまり参考にならないかな?どうだろう?
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
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