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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

カジュアルレーサーという可能性



 鉄フレームの古めのものがやってきてのメンテ。

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 読めるかな?カタクラ・・・と書いてある。

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 カタクラと書いたら、シルクとくる、まあ伝統的な名車の一つでしょう。そういえば、今年はオリンピックの年のはずだった。

 前回の東京オリンピック、店主の生まれた年なんだが、そこで日本代表として五輪を走った車体が、カタクラシルクだった。

 てなわけで、もし悪乗りしていたら、古いカタクラフレーム集めて、リニューアルして、東京五輪記念車体なんてやっていたかもしれない、・・・なんてわけがない。

 そもそも、コロナ以前に日本はオリンピックなどにうつつを抜かしていられるような余裕などあろうはずがないと思っていた。

 なので、もし開催されても、きれいに無視を決め込もうとしていたわけで、仮にだ、仮に来年開催されても、この完全シカトの方針は変わらない。何もしないし、なきが如しで、過ごすと思う。

 とそんなことより、シルクがやってきた、基本メンテということだ。

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 ワイヤーを交換してだな、しかし昔ながらの丸ハンだ。

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 バーテープも交換してみた。


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 ブラケットもスモールパーツとして交換。ありがとヨシガイさん!

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 ブレーキシューは交換、オイルを刺して調整する、動くんだな、この辺は。

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 グリス入れと、フレ取り。よほどニップル回りに来ていないかぎり、調整ができる。真鍮ニップルであれば、なおさらに。

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 コチラもブレーキシュー交換。磨くと光るね。

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 ありとあらゆるクランクが黒に変わってしまっている中で、こういうシルバーを見ると、ドキッとしますね。

 男ギアというのもいいですわ、踏めないけど。

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 シマノ600なんて復刻してほしいよね。ところで前が男ギアで、後ろがこのガチ系のスプロケだったら、一体誰が踏めるんだ?となる、そういう意味で乗る人がいるんだろうか?

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 しかもWレバーですぜ・・・。

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 自転車の典型ではあるので、それなりの愛好者は絶対いるし、どんな素材で今後自転車が開発されるようになっても、この形は何らかの形でそれらに影響を与えていくだろう、ということは解る。

 ただし、この型で、このギア比で、Wレバーという旧式シフトで放っておいては、いつ過去の形そのものは誰も乗らない車体になってしまいやしないか?とちょっと心配というか、工夫を施したいくらいなのだ。

 アイデアはある!

 リアのスプロケをいじることで、ギア比はなんとかなるかもしれない。あとはハンドルから手を離すWレバーをどう展開させていくか?ということだ。

 そして、車体だけいじってもダメだろうね。この車体の背後に、物語とそれを具現化するスタイルが必要なのではないか?と思うんだが・・・。

 キーとなるのが、カジュアルレーサーという概念・・・。中身はこれから練るんで今はシェルだけ・・・。

 この車体にわざわざ乗る、もちろんカッコイイから、これが好きだから、というのが一番の理由ながら、できるだけ乗りやすくしつつも、決して乗りやすくはならないこの車体をどうやって、痩せ我慢させてもなお!乗りたい!というスタイルを演出できるか?ということが、この手の古レーサーの生きる一つの道というもんだろう。

 さて、どこからつついていくか?ですな。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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