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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

2020年とは?



 今月も速いし、そもそも今年が速かった。まあ、もう毎年のことだから言うまい。

 しかし、一年ぶりの餅つきだ。

 一晩以上水に付けたもち米、そこでふやかして、蒸しに入る。これが時間がかかる。

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 昭和の映画館のブザーといって通じる人もまだいるだろう、その音と共に、蓋を取り、今度はつきに入る。

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 毎年思うんだが、これはついてはいない、撹拌しているんだろうね、でもなんでもち米が餅になるのが、わからない。

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 表面が滑らかになると、餅つき終了。大体十分くらい?もっと短いかもしれないね。

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 こんなちっこい、左右の偏ったプロペラが回ることで、どうして餅になるのか?毎年わからずじまいだ。しかし、この形になるまで、一体どのくらいのトライアンドエラーがあったことやら、捨てられた餅もどきの量は、計り知れないね。

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 二升分の餅が完了。多少量を間違えて、多めにつけたもち米は、

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 別の蒸籠で蒸した。

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 蓮、牛蒡、豚肉、椎茸などを醤油で甘辛く煮たもの。

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 蒸しあがりの熱いうちに、具材を混ぜて、粽としよう。こいつをまた蒸し直してもいいなあ。

 さて、これが終わるとできることがある、イヤ終わらないとできないことであるな。

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 適度の鰤をさばく、片身を購入して、頭はすでに落として、更に裁かないとね。

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 出刃を研いで、スーッと引く。

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 障子のようにきれいに削ぎをとせるようにと、かつての寿司屋の師匠が基準を示してくれた。

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 五枚おろし終了。油が多いので、刺し身だけでは辛い、切り方替えて、照り焼き用も用意。

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 同じ勢いで、尾頭付きの鯛もおろす。

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 一本買すると、なにがいいって、全部利用できますんでね。あらに塩を打って、しばらくおいてから、オーブンへ入れる、出てきたものはそのままつまんでも大変うまい。

 それを水につけて、そこからアラだしを引いてくる、そこまでできればいいかな。

 餅の前にこれやると手の匂いが抜けないんでね・・・。

 そんなこんなで、食担は終了。

 しかし、この2020年とは一体なんだったか?年のはじめに台湾に行ったのは夢のごとしだ。そして、この世界クラスの災禍を一体どんな占い師などが予想できたであろうか?

 まず、こうしたところから、その手のものとの距離のとり方はわかるだろう。

 2011年、来年で十年経つ年でもある。あの時露呈してきたこの国というものが、十年近くたった今、どう現れてきたでありましょうか?

 もうこれは悲劇を越えて、喜劇の領域に入ってきたようだ。もう本当、どうしようもないくらい、劣化してしまった。この日本という国は・・・。

 多分認めたくもないが、自分自らも含めての劣化なんであろう・・・。

 
 そして、この2020年は、こういう年でもあった。

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 鬼海弘雄氏の死があった年として、店主に記憶されるだろう。2015年新潟の師匠の死、2018年哲学の師の死、に次ぐ2020年。

 すでに、他のアジア諸国にとっても、なにも模範にもならないほど劣化してしまった国、日本。まあ別に店主は日本を代表するものでも何でもなく、その片隅でケチに爪を燃やす程度の人間ではあるが。

 この鬼海氏に「懐かしい未来」という概念があった。これはありがちな文明批評というものとは異なる、デジタルやバーチャルに囲まれた現代文明が見失った真の豊かさとは・・・というものとはまた、違った射程をもっているもののように受け取っている。

 それは安直な現代文明批判というものを越えた、類としての人が民族や地域を超えて、営々と営んできた共通の有り様から発する何か?ではないか、と感じ取れるのだ。

 それが、多分今後の店主の指針となるような何か、なのではないか?と改めて感じるものである。

 それを背負うことは、亜細亜の中の日本人なる狭量な視点から抜けて、一人の人として発する価値のあるかもしれないもの、であるかもしれない。

 日本人なる類を脱ぎ捨てて、一人で立つために、この何かの指針を練っておくことが大切か、とちらっと思った。

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 まだまだですわ・・・。

 では!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
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