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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

高速荷物車 アレックス号の完成なのだ!



 二輪のカーゴバイクのイエロータブは、何度かここでも紹介したと思いますな。フィリピンからのアレックスさんが、リサイクル自転車を利用して、作成したもんであります。

 今回はその高速版を紹介しますね。原型はすでにあるようですが、それよりいくつか工夫がされているようで、中々の作となっています。と同時に荷物車としてもかなり理にかなっている、とも思えます。

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 このフロントホイールの上にカゴが来ますが、一般のカゴのようにカゴと同期しませんので、ステアリングがカゴの重さに影響されないという利点があります。

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 こういう形で付いています。このカゴは側面を取っ払うこともできるので、より大きなものも載せることは可能です。

 で取り付け箇所は?というと、

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 下から見るとこうなっていますね、車体を横に貫くひし形のパイプの上にしっかりと乗せられて固定されています。

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 乗りてから見えるカゴ、かなり大きい。そして容量がでかいだけでなく、相当重いものも載せられる。

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 この重い丸太を置いて試乗してみたが、ステアリングには全く影響なく、一般自転車と同じくらい違和感ないスピードで走ることもできる。前二輪のカーゴバイクは200キロ近いものを載せることができるが、スピードはその分遅い。

 なので、ちょっとしたものを運ぶメッセンジャーなどにも向いているかもね、勿論ウーバーの仏壇?も載せることは全く問題なくできる。

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 ハンドルとカゴの位置関係はこんな感じね。ちなみにハンドルとフロントホイールは直では繋がっていない。

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 こうしたロットで繋がっている。かつての試作品ではワイヤーだったので、ちょっとのタイムラグに違和感があったが、ロットになってからはダイレクトに繫がっている感じがする。

 DSC_5227_convert_20210123185628.jpg

 ほぼありもので作っているところが、またいいですわ。

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 今回リアはディスクブレーキにしたようだ、理由はわからないが。

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 ディスク台座を溶接して作ったようだ。

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 もう少し大きなギアでもいいなあと。そしてこれもまた自作のスタンド。この手のスタンドは重いものを運ぶ際にはどうしても重要で、フロントホイールの方にも選択的に付けたほうがいいか、検討中らしいが。

 ここにも一つ工夫がある。

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 スタンド解除時に、チェーンとの干渉をなくすために、このようにプーリーを使ってお端折りにしている。チェーン落ちもしにくくなるだろうね。

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 そして、最大の工夫はここ。切り離し式にしていること、デモンタブルであるわけだ。これ利用すると、フレーム最小限でフィリピンとやり取りができる、輸送量を安くする工夫でもある。

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 二代目の試作だそうだ、lite CUBという名前にしたという。

 下北沢きんぺんの知り合いの店に貸して、食品のデリバリーにでも使ってもらおうと始動する。やるねえ・・・。

 でもありものと一定の鋼材だけで、これだけのものを作ってしまうなんて、自分が恥ずかしくなりますな・・・。すごいよね、フィリピン人のアレックスさん、そして日本にゴミはないといい切ったタンザニアのマリキさん。

 自分などまだまだだ・・・、本当にまだまだだ・・・。


 ※尚、詳しくこの車体等について知りたい方は、このリンクをご覧ください。フェイスブックないですが、その変遷などが書かれています、実に興味深い!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

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〒202-0014
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携帯070-5083-6962
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