メールフォーム
一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |恐怖のブレーキレバー装着 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
fc2ブログ

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

恐怖のブレーキレバー装着



 昨今では、バーエンドコントロール系のブレーキは、ハンドルに差し込んで、中の臼を膨らませて固定するという形式なんで、まあ、こんなことはしないよねえ・・・。

 差し込む方のブレーキレバーがアルミの無垢そのまま、ではハンドルに入れましょう・・・となると、

DSC_5372_convert_20210128222926.jpg

 こうなるわけであります。入り切らない・・・ではどうするか?削るしかない・・・かなり荒い手を使うしかないわけなのであります。

 ではどうやって削る?そこから考えないとね。まあ手ヤスリではやらない、いくら時間があっても足りないし、途中で退屈するような加工はやるべきではない。

 DSC_5374_convert_20210128222903.jpg

 いろいろ考えた末、こういうやり方でやることにした。ベルトサンダーはでかいもの削るにはいいが、ちょっと小さくて繊細なものとなると向かない。といってこの小型ベルトサンダーを持ってやると、やはり手ブレを起こす。

 なら小型サンダーを固定して、母材を回したほうが痒いところに手の届く加工ができる。ではやるか・・・。

DSC_5376_convert_20210128222853.jpg

 削ってはあてて、次の削りどころを確かめて、また削る、それを繰り返す。

DSC_5377_convert_20210128222843.jpg

 だんだんハンドルの中に入っていく。

 そして

DSC_5378_convert_20210128222832.jpg

 ブレーキ側だけでなく、ハンドル内の内径も合わせて削っていく・・・そうすると・・・

DSC_5380_convert_20210128222822.jpg

 上が加工済み、下が加工前付け根のところの太さが大分違うのが解るでしょ?

DSC_5382_convert_20210128222813.jpg

 よっしゃ!ということで、両方の削りが終わり無事ハンドル内に装着が可能になった。と実は最大の施工はここからなのだ。

 DSC_5384_convert_20210128222803.jpg

 というのは、削ってハンドル内に入るようになっても、中で臼などがないので固定することができない。入っても逆さにするとスルッと落ちてしまう。ではハンドル内でどうやって固定するのか?というと、これもまあ大部前の設計思想なんでありましょうな。

 でもブレーキの穴と、ハンドルの穴をピッタリ合わせるのって、非常に難しい・・・、いやいや。

 DSC_5386_convert_20210128222753.jpg

 コンパスのようなもので、ハンドルの袖から穴までの距離を写し取って、それをハンドルに記す。

 ボール盤の上の万力にハンドルを固定し、

DSC_5393_convert_20210128222659.jpg

 水準器で垂直を出します。そして、まずは小さめのドリルで試験開けをする。

 DSC_5389_convert_20210128222743.jpg

 頼むよー、曲がらないでねーという気持ちを込めてね・・・。

DSC_5390_convert_20210128222731.jpg

 はい、開いた、さてなんか外すぎのようにも見えなくもない。

 DSC_5391_convert_20210128222720.jpg

 恐る恐る・・・ブレーキ本体を差し込んでいくと・・・、

 DSC_5392_convert_20210128222710.jpg

 やった!ピッタリのようだぞ!

 DSC_5394_convert_20210128222650.jpg

 8ミリで本開け、よっしゃ・・・。

DSC_5397_convert_20210128222641.jpg

 そしてボルトで止める。ガタもなくとまった・・・。

DSC_5398_convert_20210128222634.jpg

 イヤー、今なら六角レンチ一本で、差し込んで締め込んで終わり!というバーコンから比べると、全く神経使わしてくれるぜ!

 DSC_5399_convert_20210128222625.jpg

 このボルトは握りに影響ないのかな?昔はこれしかなかったんで、これはこれでよかったんでしょう、でもやはり形はいいねえ・・・。

 DSC_5401_convert_20210128222617.jpg

 ただコイツはまた、それなりの構造を備えていて、ケーブル類はハンドルの中を通すという形式、これもやってくれるよね。なので・・・、

 DSC_5402_convert_20210128222605.jpg

 ハンドルのステム付近の下方に穴を明けてケーブル通さないといけなくなるでしょう、実に凝っていますな。

 古いパーツを大事に持っては、使っては外し、外してはまた使って、という方の近くにいると、まあ色々な懐かしいパーツを触らせてもらって、色々と面白い。パーツの真価のようなものがうっすら見えてくるようだ、メカニックたちの呻きも聞こえてくる、そうした呻きに対応するように、進化してきたんだろうなあ・・・とそんなことを考えながらやるのも嫌いではない。

 面倒だが楽しかった・・・わ。
スポンサーサイト




この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿

















この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
→http://tanukicycle.blog75.fc2.com/tb.php/4696-78a75d3b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

カテゴリー
リンク
月別アーカイブ

カウンター