ヘッドをシルバーに その他・・・

　たまに来るなあ、まあそれだけ流通していたんだと思いますが、マディーフォックス。

　で今回の狐くんは一体何しに来たのかな？



　黒のヘッドパーツをシルバーにして欲しい、という要望。

　でも見るとこいつクイル系ヘッドパーツでしょ？しかもオーバーサイズ・・・今あるの？

　というようなものを見つけてはストックしておく癖のある当店としては、探せばある・・・はずということで探してみると。

　

　あるよ、オーバサイズで、しかもメッキ？最高じゃない。と開けてみると。

　

　オールメッキかと思ったら、何か一枚に黒の色がさしてある。なんでこんな無駄なことするんだ？オールメッキでいいじゃんかよ！！！

　やめた！

　で、これもあるな、



　コイツはシルバーらしいぞ・・・、

　

　これはシルバーだ。途中に黒く見えるのは、下玉推しで、外見は全てシルバー系だ、じゃあこれ使うか。

　

　じゃあ、はめるぜ、その前に外さないとな。

　と、ちょっとまてよ・・・。



　アウター受けが黒でやんの・・・。これそのまま使うと、さっきのインチキメッキと同じじゃないですか・・・。となると、シルバーのアウター受けを付けないと意味がない・・・。

　

　左のシルバーはあるにはあるが、一インチなので、オーバサイズより径が小さい。オーバーサイズものが見つからない、なら作る？また作るというか加工する？

　

　万力で挟んで固定して、タケノコドリルで径を広げていく。

　

　まあそうなんだが、径を広げていくと、それだけ肉薄になるので、挟む力が強いと、穴が楕円になってしまう。それも困るので緩めると、タケノコドリルに負ける・・・。難しい調整だよね。

　

　とりあえず、オーバサイズのフォークコラムに入るくらい径が広がった・・・。

　あとは・・・



　挟んだ側面が傷だらけ、少し整えようかな。

　

　よし、これで装着準備完了。



　シルバーヘッドを前後に打ち込んで、

　

　広げたアウター受けを置く、様になっているじゃないのさ。

　

　とまあ、こんな感じだ。最初からシルバーだったようにも見える。

　

　かつてのXTRのシルバークランク。トリプルね、コイツはいまツーリング車に付けたいよね。

　

　これもXTRのリアディレーラーなんて、同時代のアルテグラなどとそっくりだよね、今はその真逆、ロードコンポが、マウンテンコンポと見分けがつかなくなってきている・・・。

　

　イタチャイならぬ、セブンアップのエアロカバー？という、面白い好みを載せた自転車に仕上がっていますね。

　

　実はおしゃれなマディーフォックスなのでありました。確かのこれほどまでのシルバーパーツを集めて作られたものだとすれば、ヘッドパーツの黒は違和感あるね。

　それをシルバーに、アウター受けまでおせっかいにシルバーにしたという、今回の施工でありましたわね！