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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

2021年の1月ということ



 あまり新年だの、年越しだのと区切り意識をもっていない店主ではあるが、この新年1月は、実は当初から受難というか色々でかいことがあった月なのでありました。

 なんと1月3日の三賀日、小狸たちと一緒に遊んでいたガキンチョ一人が、屋根から落っこちて、なんと、なんと・・・頭蓋骨骨折なる大怪我が発生した。

 当店の敷地内である。

 〇〇が落ちた!と引きつった小狸の報告。落ちたって?なんだ?

 子どもの報告というのは言葉足らずはしょうがないが、その表情からとんでもないことが起きたことを察知。即現場に駆けつけると。暗い中、子どもが横たわっている。

 声かけて、ようやく反応、うつ伏せを仰向けにゆっくりすると、鼻から口の周りが血でベッタリ、眉毛の上方部が腫れている。これは尋常でない大怪我だ。

 すぐに、懐中電灯と、毛布をもってこさせて、体をくるむと、懐中電灯で、鼻と口を照らす、ざっくりきれいているが、鼻や口の中からの出血はない。

 左目とその上部の頭部が時々刻々腫れてくる。正気を戻した子どもが泣きじゃくる。

 無駄な血が流れるから、落ち着いて、泣くのをやめるようにいうが、不安と恐怖心で、泣き止まない。

 世はコロナ真っ盛り、救急車、たらい回し?昭和的感覚だと泣いてタンコブだと大丈夫?頭の中が錯綜する。

 イヤ、目を打っているなら必ず病院へという看護師の強いアドバイスにより、ピンポイントである病院へ連絡、すぐに連れてくるようにということで、車で搬送。

 即入院の、精密検査。頭蓋骨骨折・・・。

 ところがその三日後に退院という知らせが入る。一緒に遊んでいた小狸とガキンチョらを連れて御見舞に。打った目のあたりはパンダのごとく真っ黒にうっ血はしていたが、すでにその状態で退屈しているという、脅威の回復力。

 人体の不思議、という図鑑をおいて安堵とともに戻ってきた。

 怪我から二週間後、来店してくる。アザがきれいになって、鼻の下の切り傷に絆創膏の状態で、即室内に入るなり遊びに入った。なんかほぼ完璧に近いかたちで回復している。

 これ以後の人生で、今回の怪我が最大の大怪我になるように、祈るばかりである。

 それですんだら良かったんだが、大怪我事件から二週間後、今度はよりすごいのがやってきた。

 来店者の一人が体調悪いといって、店の奥のソファーに座った。付き添った当店出入りの方の顔が異常に険しい。店主は接客中だったが、ただならぬ迫力に押され、様子を見に行くと。

 頭が痛い!手がしびれる・・・と。こういう時、可愛そうだが、喋れる内に根掘り葉掘り聞いてメモすることが重要だ。

 イエの連絡先、緊急連絡先、既往症、かかっている病院、主治医、飲んでいる薬、発生の時刻、状況の変化など殴り書きしていく。

 自宅の電話番号がいえない、焦りなのか?脳の障害なのか?

 手がしびれるー!と何度もスマホを落としては拾う、かなり動転している。そのうち気持ち悪い!といって、流しまで誘導して、嘔吐。

 食中毒?昼に何食べた?

 田無でハンバーグを食べた。確かに吐瀉物からもその匂いが。とすれば、それらをかき集めて救急隊に渡すことも・・・。

 少し持ち直したが、再度トイレに入って、嘔吐の続きを。

 ところがしばらくして、気配が消えたと思ったら、トイレの中からイビキが聞こえると。

 これはもう脳の損傷だ、トイレをこじ開けて、静かに体を横たえ、回復体位を取らせ、名前を呼びながら脈を取る
、もし心停止にでもなったら・・・。

DSC_5181_convert_20210131122052.jpg

 当店の隣は福祉会館、ということはAEDという電気ショックの機械があるはず、すぐに取りに行かせて、箱を開く。

 電子音声がなって、色々と指示してくるが、まだ脈はある・・・もし万が一止まったら、上半身脱がせて、電極貼り付けて、傷病者から離れて・・・と、かつての訓練を反芻する。

 と、そのうち、救急隊が到着。先のメモを渡し、質問に応え。応急処置の後、救急車内に搬送。

 それより病院が決まり出発するまで30分かかった。

 脳神経外科の優れた医者のいる病院へ搬送されたらしい。

 それから二週間後、その方より、メールが届く。どうやら一命を取りとめ、更に回復も順調だと。まだ油断はならないが、吉報と言っていいだろう。

 隣の福祉会館には、夜の八時以降(無人状態)もし同じようなことが起きた場合には、ハンマーでドアを蹴破って、AEDを取りに行きますね、と念をおしておいた。そのうち、消化器のように、時間外の外部からの使用にも使える案が具体化していってもらいたいもんだ。

 そして、締は義父の死。

 色々起きた1月がそして、終わろうとしている。何かが起きないように祈るよりも、起きてしまったことにどこまでも対応できるようにしておくことが、より重要・・・と肝に命じた1月。

更にコロナ禍は続く。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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