メールフォーム
一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |ビアンキの困ったチャン シートチューブのゴリゴリその後 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
fc2ブログ

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

ビアンキの困ったチャン シートチューブのゴリゴリその後



 しっかりメンテして、走れるようになったんだが・・・。ピラーが動かない。長短でいうと?もう少し伸ばしたい‥・、でも動かない。

 ラスペネなんていう超浸透性のオイルを入れても、ダメ。全く動く気配がない。

 こういうのは掘るしかない・・・。

218338168_4226777140734755_7047426617182172287_n_convert_20210715201502_2021073120244828e.jpg

 こうした27.0のタケノコドリルなんかを使います。相当ほじるので、固形の切削オイルのほうがいいね。

218352514_4226777227401413_8720690419178422640_n_convert_20210715201510_20210731202448d3c.jpg

 延長系の先にタケノコを付けて、そして回す、ひたすら回すわけであります。

 217807445_4226776837401452_1628182965467528857_n_convert_20210715201445_20210731202445542.jpg

 こういうふうに狭いタケノコ部分がガイドとなって、27.0ミリで削られていく。

 これを休み休み、断続的に続けていくんですね。かなり熱くなりますので、休む。バッテリーも何度も交換‥・、それを数日に渡って、繰り返す。

229882972_4272700612809074_5909938943021257429_n_convert_20210731202034.jpg

 そして何とか、規定の深さ以上、径の二倍以上掘れたんだが、イヤイヤもう少し、イヤもう少し・・・。

 掘れた径は27.0なので、ピラーをそれに差し替えるか?とも思ったんだが。なんのかんのと掘られたシートチューブ内は傷だらけだろうし、厳密な意味で真っ直ぐに空いているとは限らない。

 そうなると、27.0の新ピラーが、スルッと入ると考えるほうが無理だろう‥・。ということは、こいつはシムを使って、内部を滑らかに、多少の上下に対応できる方がいいだろう、ということで、シムを利用。

 228880691_4272700749475727_4978928433685772872_n_convert_20210731202016.jpg

 これを埋め込む。もともとコイツは27.2にするためのシム。そしてあてがうためのピラー径は?

228520207_4272700862809049_3263911774070394675_n_convert_20210731202008.jpg

 25.4の1インチもんということだ。奥の奥にはまだ残っているピラーの残骸があるが、その手前は25.4よりも遥かに太く掘られている。止める箇所だけフルの状態であればピラーは止まる。そういうことなのだ。

 230442100_4272700776142391_1323550831555500506_n_convert_20210731202044.jpg

 シムがしっかり入っています。そして、そこに25.4のピラーをさしてみる。

 229240725_4272700656142403_539386148456522439_n_convert_20210731202025.jpg

 イェーイ!なんか最初からこうだったみたい。

 ただ、もう少し微調整は必要なようだ・・・。

 しかしタケノコ掘りはかなりいろんなものを消耗します!なので、ピラーは時に抜いて、中をさらって、再度新グリスをいっぱい充填して、管理を怠らないこと・・・ですね。

 よろしく!
スポンサーサイト




この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿

















この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
→http://tanukicycle.blog75.fc2.com/tb.php/4888-b0c81192
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

カテゴリー
リンク
月別アーカイブ

カウンター