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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

一周忌か・・・ごぼうの思い出



 持ち人来たらずで、ずっと置いてある一台、これからも店主が采配しない限りずっとここに置かれていくことになります。あれから一年、一周忌であります。

 その持ち人とは、鬼海弘雄さんであります。ペルソナという写真集が土門拳賞を取ったとか。それ以外でも実に重厚な写真集を出している、正真正銘の写真家であったということです。

 店主は、そちらの方から全く入らず、一人のお客として来られ、あとからそういう方だと知って、多少恐れ入ったものの、生来のガサツな性格からか、実にラフにお付き合いしてしまった、というかそうした関係を許してもらった者であります。

 今思うと、実に恐れ入ったということですが、そうしたことなんかなんとも気にしない本物のあり方を自然と見せてもらったんだろうと、今になって思う・・・、と同時に、興に乗ってか店主も実に自然体で構えることなく接していたようにも思えますね。

 2020年2月に、ノルウェーから写真ジャーナリストが一月ほど当店を根城にしていたことがあったんだが、その部屋に鬼海さんの写真集がおいてあった、さすが同業者というか、それを目にして、これは一体なんだ?と話が始まった。

 その話を鬼海さんに話すと、「友達が撮ったといえばいいじゃない」とサラリといわれた。そうか、店主と鬼海さんは友達だったんだな。

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 野生のイノシシの肉を持ち込まれて、それを巡ってのお食事会をしたときのことだったか。今を去る三年ちょっと前・・・。お元気で、くつろがれていたことを思い出す。

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 これはイノシシ肉と、ニンニクの芽とゴボウを煮込んだものだったと思うが・・・これを大分気に入って、特にゴボウとの相性を非常におめてくれた。「今度結婚してくれ」と。

 写真だけでなく、文章もまた健筆を奮っていた。写真がすでに詩であり、永遠を一瞬に切り取ることをされていたからか、鬼海さんの発する言葉もまた写真に匹敵する重さを持っているようだ。

 なぜ、日本人はあちこちで記念写真を撮ろうとするのか?という謎い答えた随筆を読んだことがある。確か都立高校の試験にでていた随筆であったが。

 俳人による歌碑が、日本の各地にあるが、あれと同じだという話だった。日本人は旅の位置風景を、詩歌として詠んだ、詩歌の中に風景・心象風景を織り込んで表現した、その名残として、言った先の風景等を写真に収めるのではないか?という随筆だったと思うが。

 たしかに、すごい写真はすでに詩である、詩を織り込んでいる。少なくとも散文の徒でもある店主には、言葉のいくつかが散見できる、そうした写真が、優れた写真として映る。

 鬼海さんの写真に、詩文が見えるのだ。

 さて、冒頭の黄色い自転車だが、これは体調を崩した際に、より乗りやすい自転車に交換した時、鬼海さんが置いて行かれた自転車なのだ。だから、こうして置こうとするなら、これからもずーっとここに置いていかれるということになる。

 どうするかは、店主の胸先三寸によるんだな。

 まあ、詩文の浮かぶような写真を撮ろうとしているような若者が見つかったら、託してもいい、と思うかもしれない。

 そういう時をちょっと待っている。何か繋げたい・・・と。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
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