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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

よく探したなあ・・・24×1用のリムなんて・・・



 先日メンテしたこの車体、これがブリジストンの車体と聞いてちょっと驚くよね。こんなおしゃれな車体も作っていたんだ・・・とね。

 BSは実直で、いいもの作るが花がない・・・という強い印象をもっているが、こいつはいいではないの・・・。

 といっても現行では作られていないんだろうな。作り続ける、売り続ければいいのにねえ・・・、こんな車体ハイセンスな人に受けるんじゃない?いいイメージにもつながると思うんだがなあ・・・。

 とこいつのメンテが終わってから、またやって来たよ。

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 何すんのか?と思ったら、このホイールを替えたいということらしいね、シルバーにしたいということか。しかし、このリムは難しい。

 24インチといってもかなり特殊性のあるリムなのだ。探してといわれても・・・、心当たりはアレックスの黒リムぐらいしかない・・・あとは・・・???

 ところが、何処で探してきたかもってきたよ。

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 なんと懐かしや・・・、ベロシティーのリムという。これってもともとオーストラリア産じゃなかったっけな?それがいつの間にやらUSAになっている・・・店主の勘違いかな?

 しかし、まあこのリムには思い出はある。あまりいい思い出ではないが、こいつでもってホイールを組めることの特権のようなものを一時感じることができたのは、幸運だったかもしれないね。

 時は、ピストブームの際、何か知らんがこのベロシティーのリムが大流行りしたんだな。もうやめてくれ!というほどに、大流行りをした。

 カラフルで、ディープリムというのが受けたのか?ピストブームに乗っかった人たちが意外と単細胞で、個性個性とか言いながら、実はかなり一律だったとか?なんか知らんが、来る人来る人、みんなこのベロシティーのリムを引っさげてきていたな。

 まあ、精度が良くなかった・・・。ホールに削り損ないのバリ・・・じゃないな、貫通していない状態のものもあったくらいだったなあ。

 当時は、ピスト用の完組といえば、モロ競技用の劇高のものしかなかった。そうなると手組みに頼るしかない、ハブもどんどん品切れ状態になって、二昔前のボスフリーを転用したりして、需要に答えてあげていたように思う。

 そういう事情もあって来る日も来る日も、持込みベロシティーでワンペア組むことを半ば強いられていたような状況だった、たまには別のリムで組みたいもんだ・・・。

 間に入れるように、アラヤだの、マビックだのを組むともう天国だったなあ・・・、いい精度のリムは組む時間も短くていいよな。

 そういうところから少しは進化しているかな?ベロシティーは・・・と思ったが、結論からいうと、あまり進化はしているようには見えなかったな。

 でもまあ、超レアもんのリムなんで、それはそれで大事にしましょう。

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 でもって持ち込んできたハブには驚いた、これわかるかな?凝った作りであるのは見る人が見ればすぐにわかるでしょ。

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 読めないか・・・、ホワイトインダストリーという高級メーカーなんだな。あのエキセントリックハブを作っている所。実に高級感のある仕上げと、回転もまたちょっと重々しくスルーッと回るこの感じはいいねえ。

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 リアハブの作りも重々しくっていい。本当に重いのではなくて、ガタというものと無縁か?と思えるくらいゆっくり安定して回っていく感じね、ブレがない・・・なんともいいもんだ。

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 アメリカ産なんだと。アメリカというには不思議な国だね。食い物はまずい!という側面と、各移民の底力を集めると相当うまいもんがあるんだ、本当は・・・という事実もあるようだ。

 信じられないくらいブキッチョかと思えば、DIYの国でもある。ものづくりの国・・・というイメージが希薄化と思うと、カスタムや、こうしたパーツ類で飛び抜けたようなものを作る面が確実にある・・・、よーわからんね。

 ドイツのサイトかな?その辺で見つけたらしい、ドイツ語に堪能な方という。ヘーゲルの大論理学を言語で読んでいるんだから・・・得意とかのレベルじゃないね。

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  ハブがすごくいいんで、スポークも少し凝っていいんじゃない?ということで、DTのダブルバテットスポークを推薦した。

 この写真じゃわかりにくいかもしれない、バテットというのは、両端が2ミリ、中心に向かうと1.8ミリというエアロ構造になっている。しかも天下のDTだよ。

 もともとの値段でいうと、そこそこのものなんだが、今ある問屋がDTをやめるということで、投げているという事情もあって、ちょっと使ってみるいい機会かもしれない。

 売り切ったらもう無くなるので、何時まで持つか知らないが、手組みホイールが退潮している中で、少し持つかもしれないな、なんて変な期待もなくもない。

 ここで一丁、今までやってみたかったが予算オーバーで諦めていたものなんかをこの際やってみる、何ていうのもいいかもしれないね。

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 ワンペア組めたよ、シルバーだし。

 これで、走りも見た目も少し変わるかもしれないね、なんせホワイトインダストリーにDTだからね。

 そんなこんなで、自転車を変えたい!という願望でホイールを交換するのが一番効果があるわけで、完組もいいが、まだまだリムもなくはないので、手組み依頼というのも大いに受け付ける次第であります。

 ことに、珍しいサイズのリム・ホイールは手組みしかないんじゃない?なんてな。

 この店閉めるまで、手組みはやめない・・・、多分絶対に。
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狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
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