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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

意外と動物ランドな当店だったりして・・・



 この写真だけ見てわかる人はすごいなあ・・・、まあ大体の方は一体何なの?と思うだろうなあ。

 単に自転車屋の作業場の床だろう?と思うだろうなあ・・・。

 ヒントひとつ。この写真の中に動物が写っているんだが、わかります?

 これで半分くらいの人は、アレ?もしかし・・・?と気づいたかもしれませんね。残りの半分の人は・・・エエ?動物?どこよ、どこどこ?ってな感じだろうなあ。

 長引かせても何なんで、答えを言いますと、この8月に当店の外作業場で取った写真なんですが、コンプレッサーのホースに交じるように、白いホースがありますよね。

 これで大半の人がわかったかな?

 そう、この夏当店に遊びに来た白蛇君なのであります!最初全く気づかないで、作業していたら、向こうが先に店主に気づいて、ギョッ!としたんでしょう、それ見て店主もギョッ!として、なんでお前こんなところに・・・と。

 ヤッコさんもだいぶ驚いたんでしょうな、とにかく身を隠そうと、工具箱の方へと移動開始、店主も放っておくことが基本なんだが、たまたまスマホがあったんで、撮影一枚、なんとか間に合い、胴体のみ撮影成功となった。

 この作業場には土がない、当然草もないので、相当不安だっただろうなあ、なので、こちれもそれ以上追うこともなく、放っておいたということだった。その後何処に行ったやら・・・だ。

 こんな白蛇くんが来るのも故あることとは思っていた。土も草もない当店になんでやって来たのか?それは多分、隣の畑に出入りしているネズミ君、畑で食事して、当店で便をして、寝に帰ってくるネズミ君を追ってやって来たんじゃないか?と思っていたんだが、多分そうだろう。

 この白蛇訪問に、えらく縁起をかついだ人物もいたが、実際のところはわからない。

 前何処かで触れたかもしれないが、店主はかつて、廃墟に近い団地で一人寝していたとき、夏の早朝だったが、実は蛇に起こされたことがあった・・・のだ。

 蛇、多分アオダイショウの子供だと思うが、それが早朝店主の布団に入っていた、寝ぼけていたが、足にスルスルっと何かが来たんで、慌ててなんだ?!と足をけるように伸ばすと、その蛇らしきヤツは部屋の隅に飛んでいった。

 ンン?今の何だ?とその部屋の隅にそっと近づいて、カーテンをめくってみると、小さい蛇がギューッと縮まりこんでいたのを発見。

 夢じゃなかったんだ・・・・と。

 さぞや怖かろう・・・と、戸を空けて、箒の柄でコンコンと叩きながら、外へ行きな!とソロッと外に逃してやったことがあった。

 屋敷蛇という話は田舎などではよく聞く話だ。天井裏や軒下にその家の守り神のように住み着いている蛇がいる。いるお陰でネズミが寄り付かないとか色々あったようだが・・・。

 しかし、布団の中にまで入ってきた、という話は本当に聞かなかった。

 ある特殊系の人の話を聞くと、それは近くにあった成宗弁財天の眷属だといわれた。眷属って?弁天様の手下のようなもののことだと。

 ただ、次回は蛇は勘弁ですね、次は気立てのいい女性でも送ってくださいよ!と弁天さんには頼みに行ったんだが・・・。

 それから一年後くらいかな?今の雌狸がやってきたんだが、干支を聞いて驚いた、巳年だったのだ!


 そんな蛇もやってくるくらいのネズミ屋敷・・・というか、最近寒さにもかかわらず、子ネズミをよく見かけたんだな。それがまたかわいい・・・。薪ストーブの下で、なんか食べているのをよく見かけていたんだが、それがなんと室内でも見かけるようになった。これはちょっとまずい・・・。

 店主がまずいんじゃない・・・、まあその辺苦手な人もいないことではない、という意味でまずいわけだ。なので、売っている茨城の新米もシェルターなどに入れて避難させていたんだな。

 それが・・・、

 本日、店主が外に出ようとつっかけに足を入れたら、右足のつっかけに何かが入っていた・・・なんだろうと見てみると、なんと・・・

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 昨夜までピンピン飛び回っていた子ネズミが、店主のつっかけの中で伸びていた・・・。少々驚いたが、一晩でこんなこともあるんだ・・・。

 コメを隠されて、食べもんが無くなってのこの気温の低さ・・・、可愛そうだが凍死してしまったのか?と、何処かに埋めてやろうと思ったとき、手先が少し痙攣している・・・、何?生きているのか?

 さて、どうしよう?ただ、何故か店主のつっかけに自ら入ってきた子ネズミをそのまま見殺しにするのも、あまりに情けない・・・といって、獣医に連れて行くほどでもない・・・。

 もしかして低体温症なのだとしたら、温めてやったら、いきかえるかも・・・と。

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 ポリ袋に四十度弱のお湯を入れて、氷嚢ならぬ、温嚢を子ネズミに載せて温めて、電気ストーブを付けて温めて、少し元気になったら、食べられるように米粒をおいて経過を見ていたんだが・・・・。

 どうもそれから三十分ぐらい、息を引き取ったみたいだった。

 お米と一緒に葬儀を済ませておいた。

 こいつら尻尾がもっと短かったら、もっと可愛がられただろうな・・・、顔は可愛んだけどなあ・・・。

 

 余談だが、当店には薪ストーブがある。ということは当然薪も貯蔵しているんだが、夏など雨に濡れて、少しブヨブヨになった湿った薪を拾い上げると、十中八九ゴキの連中が蜘蛛の子を散らすように、拡散する。

 人に寄ってはゾッとする、中には失神寸前になる人もいような。店主もどちらかというと、ゾッとする方の人種なんだが・・・、そこでよくよく観察しながら考える。

 ゴキたちは、湿って腐った(といっても腐敗臭はしない)木々や木片が本当に大好きなんだなあ・・・とつくづく思うのであった。他に下水やあちこちの集合住宅にはもっと栄養というか、エネルギーになる餌なんかは多いんじゃないか?と思うんだが、なんでわざわざ腐っ木屑の周りい集まるのか?

 それはもともとヤツらは、森林の倒木やきのこの生えたような腐った切り株の中で生活していたということなんだろう、そこがヤツらの現住所であり、自然の住処だったんだろうな。

 その森林を切り倒して、舗装して、整地して、あとから家を建ててしまったのは人間の方なのだ。だから、ヤツらは嫌もおうもなしに適応した、適応せざるを得なかった、に過ぎないんじゃないか?

 薪材料を持ち上げた時に、ヤベ!とばかりに拡散するヤツら、しかし、なんともその環境内でその居心地の良さを感じていたように見える姿を入るたびに、好きではないが、自らの原因の一端というか、ちょっとした存在責任らしきものに気づいた感じにもなる。

 この子ネズミ・・・、なんで当店に来たんだろう?なんで店主のつっかけを選んで、そこで息絶えたんだろう?前日まで、ピンピンしていたやに見えたんだが・・・な。

 たしかにそんなに歓迎はしてはいなかったかもしれない。とくにゴキたちに関してはそうだろうなあ。でも、と言って是が非でも排除してやろうなんて思ってはいなかったよ。

 お互いたまさかこの辺を何かから借りて、何かから許されて、可能な範囲で生きていられているに過ぎないんだからな。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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