メールフォーム
一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |旧式モールトン 最終の化粧をしてみる tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
fc2ブログ

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

旧式モールトン 最終の化粧をしてみる



 ロンドンの古物市から持ってきた旧式のモールトンがやって来て、しっかり乗れるようにということで、今回この形で再構成したということです。

 ただ・・・、もう少し部分的にいいパーツが使えないか?と店主自身も考えて、概算が出たところで、再提案なんかしてみたら、一定範囲でもう少し化粧しましょう、ということになった。

 この旧式のモールトンなんだが、その進化系の車体は五年ほど前か?当店でも扱ったことがあった。

DSC_1216_convert_20181114021652_20220219171527b26.jpg

 これはBSもんモールトンなんだが、同系統ということで、やはり共通点はかなりありますね。こいつもタイヤのサイズがかなり特殊だったことを思い出した。

 で、何処を化粧したか?というと。

274199465_4942173325861796_4224852723424007584_n_convert_20220219170257.jpg

 実用車の黒サドルを革サドルにしました。今は硬いですが、オイルをしまして、使い込んで骨盤に合わせて行くんでしょうね。ブルックスが一人勝ちの中で、なんかあの中抜き値段?と思われるのが嫌で、意識的に避けています。勿論こいつも、ブルックスなどではありません。

274181984_4942173425861786_642227446067104986_n_convert_20220219170230.jpg

 細めでスポーティーですね、ブルックスではスワロー何ていうのがありましたが、安いフレームと同じくらい値段・・・なんでサドルが?という感じ。ただ、長く使ってくると差が出てくるのかも知れませんね。

 242751762_4437157229696744_1821187977471880838_n_convert_20210926171424_202202191715245be.jpg

 黒サドルに合わせて、黒ゴムグリップをつけていたのが、革サドルになったら勢い、ゴム臭く感じられた。なので、こいつもらしきものに交換。

274316767_4942173552528440_726588082331281422_n_convert_20220219170412.jpg

 これは疑似革なんだが・・・、まあグリップに本革っていうのは・・・ほぼ見かけない。

 274302672_4942174045861724_3239548886899338606_n_convert_20220219170359.jpg

 スターメーを引っ張る親指用のWレバーが見えますね。

274257987_4942173669195095_888923505424196908_n_convert_20220219170308.jpg

 服装でも革は革で色を揃えよというらしいね。ベルトと革靴とかなのかな?まあそんなもんだ。

242659569_4437157763030024_1379750640705994770_n_convert_20210926171351_2022021917152275c.jpg

 あと今回のかなりデカイ化粧はここ。自転車の横の顔というと、やはりクランク周りはデカイ。そこが安っぽいと、なんか全体的に残念な印象になってしまう。

 ただ、こうした旧車の再生というのは、最初に概算すらわからない中で、高級なパーツを使うというのは、色々後々問題になりかねない・・・ので、まあ今回これをつけてみたんだが・・・、走ることは確認したんだが、もう少し・・・どうにかしましょうということで・・・。

274259113_4942173245861804_1032211558486892863_n_convert_20220219170320.jpg

 一体型ではないタイプなんで、チェーンリンクも交換できるし、見た目もそこそこになりましたわね。

 274196599_4942173859195076_6999986226053343377_n_convert_20220219170552.jpg

 特徴のあるフレームだね。荷台とフレームが一体だ。

274350543_4942173959195066_6718742518287636139_n_convert_20220219170426.jpg

 心配はこのヘッドチューブの長さだよね。この上部から斜め下に一本パイプがあって、ちょうどバッテンになるように作れば、強度は上がるんだろうが、ちょっとこの溶接シロだけで心配なんだなあ・・・。

274267243_4942173769195085_5903830440057650946_n_convert_20220219170332.jpg

 古いスターメーもなんとか動いているんで、今回の化粧で、一旦街道に戻りましょうかね、一体何年ぶりなんだろうなあ・・・。何処かの古い家にずっと捨て置かれたこの車体が、何かのキッカケで、ロンドンの古物市に出品されて、海を渡って東京にやって来た。

 274269028_4942172749195187_7155331648330060379_n_convert_20220219170344.jpg

 ということで、この自転車にとっては余生のような時期に入ると思うが、静かにゆっくりと、ちょっと注目集めながら、東京の街を走れ・・・。きっと街の絵となるだろうね、君ならよ。
スポンサーサイト




この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿

















この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
→http://tanukicycle.blog75.fc2.com/tb.php/5100-3ded0e57
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

カテゴリー
リンク
月別アーカイブ

カウンター