無名のカーボンに修繕 いわくフォークに・・・なんだっけ？

　無垢のカーボンフレームなんだが、数年前に実は当店にやって来た、しかも関西からね。

　

　修繕フォークで門出したんだが、数カ月して戻ってきた経緯があった。

　

　こんな感じで一旦はでていったんだが・・・ね。



　再度フォーク交換で戻ってきたりもした、出戻り君でもあります。しかも



　持ち主の方自身が、特殊技術をお持ちのようで破損したカーボンフレームの一部を自分で直してしまっている。



　二箇所修正した部分があるが、未だにトラブル無しってところがすごいね。カーボンシートとエポキシ系の樹脂などを使って直したんだろうなあ、スゲー。

　

　今回は、手持ちのパーツを持ち込んで、できるだけ黒系のもので可能なものを入れ替えてほしいということだった、そのために新しパーツは使用する必要なし、というミッションなのだ。



　まあ、黒いねえ・・・黒黒。

　そして、これって目からウロコ的発想なんだが。

　

　ステムはそのままだったんだが、ハンドルは持ち込まれた、ドロップね。ドロップのどこが目からウロコなんだ？



　ドロップをブルホーンのようにしてほしいというんだが、STIをこのように取り付けることになった。通常バカ正直にブルホーンにSTIを取り付けると、そもそもの使い方でないので、この角度にならないし、シフトもしにくい状態になってしまうが。

　この取り付けだと、通常のドロップハンドルの付け方で、



　下ハンドルを切って、ブルホーンのように見せている・・・というやり方なのね。これは面白いね。あらゆるタイプの
STIや、エルゴパワー系のシフターをその機能を損なうことなく、取り付けることが出来るというわけで、これはいただきだね。

　さすが漕艇コンビ・・・ってなんじゃ？

　

　なんか面白いテイストの自転車になったね。ブルホーンなんだが、タガメのSTIで機能的にはバッチリという、こいつはいいなあ。

　ちょっと今後の改造の売りにしていこう・・・と思ったりしてな。そうそうに余ったフレームと謎コンポ系で組み付けようかな？

　そうそう、当店もようやく自転車屋としてこの春デビューしようと思います・・・ってね・・・？