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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

両足スタンドをつける 下駄を履かす



 エレクトラサイクルというと・・・、かつてママ狸んを始めた際、雌狸が北陸から探してきたメーカーだったと思う。ビーチクルーザー系が強かったが、それに引きずられてか、ちょっと面白いものをもっていた業者が扱っていたと記憶している。

 電話向こうで、北陸訛のある方が対応してくれた、ちょっと懐かしいね。

 そんなこんなでエクストラサイクルがやって来たんだが・・・、

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 ボッシュ・・・?ボッシュといえば日本では工具で有名なんだが、実は欧州ではEバイク=欧州式電動自転車の主力メーカーなのだ。

 五年ほど前に台湾にいった際、そこで初めて欧州でのEバイクの普及に驚かされ、かつ日本が市場としてほとんど相手にされていないことにも二重のショックを受けた事があった。

 なんで自転車のショーなのに、バイク・・・?のフレーム・・・?があるんだ?とポカンとしていたんだが、それが電動自転車のフレームということを知るのに少し時間がかかった。なぜって、どう見ても自転車には見えない、ダウンヒルの自転車よりもゴッツイそれが、Eバイクという代物で、しかも欧州で大流行りということを知らされたわけだ。

 日本では子育て自転車として発展してきた電動自転車だが、あまりにも使い方の違いに、欧州の電動自転車がこの国に入ってくる余地が殆ど無いということだったんだろうな。第三のカテゴリーとして、Eバイクをこの国に定着させようと努力している人たちがいることは知っているが。

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 このボッシュだが、多分相当いい感じがしますね、流石に台数捌いているだけあって、ものとしての安定感があるのと、モーターと実走との絡みが自然で相当いいね。

 という電動自転車なんだが・・・。

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 子育て仕様として使われているんだが、真ん中の下をご覧あれ。

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 これを両足・・・スタンドと言うにはちょっと安定感が低いと言わざるをえないね。当然使用しているお母さんもこれを正真正銘の両足スタンドに変えたいということでもってこられたわけだ。

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そう、この入り組んだ後輪周りに両足スタンドをつけてほしいということなんだな。

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 ということで、取り付けました・・・。ただもちろんポン付けは出来ません。

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 まずクイックレバー式の形式をやめて、中空シャフトを抜いて、ナット式のシャフトに変えて、ここに両足スタンドを共締めしていくんだが。
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 両側ともに、ナットでしっかり止めるわけなんだが、押し付けられるフレームの形状に合わせて、スタンドのプレートも加工しないといけません、時に削ったり、曲げたり、オフセットさせたりと・・・。

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 両足スタンドのプレートが来ることで、例えば泥除けのダボが隠されてしまうと、このように、別の所にアダプターなんか使ってなんとか取り付ける。「両足スタンドにしたんで、泥除け外させてもらいました」というわけにはいかないんでね。

 そして、個別的な問題が発生するのは常で・・・、今回はディレーラー問題ね。

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 ディレーラーの付いている場合は、このような迂回していくれるタイプの両足スタンドを選択するんだが、ものによっては、その迂回が足りないこともままあるわけだ。

 そういう際に、そこを補うためには、

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 このようにハンガーとディレーラー本体に、下駄をかまして逃すという手もありだということね。この下駄にも、一般下駄から、朴歯(高下駄)まであるように、この下駄にも長さがいくつかあるんだな。

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 両足スタンドを取り付けたが、このもとからのスタンドも取り付けたままにしておく。簡易どめに使用すればいいだろうということで。

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 両足スタンドが付いたからといって、過信は禁物です。子供を載せたままで車体から遠く離れるようなことはしないことですね。赤ん坊だって、体感使って本気でイヤイヤすれば、このくらいの自転車倒してしまうことだって有りえますんでね。

 海外もののこの手には両足スタンドというのがほとんど見当たらない、もしかして欧米の自転車には両足スタンドがないのかも知れないね。実用よりもスポーツ系主体で発展してくるとそうなるのかな?

 円安に物不足といい条件は中々ありませんが、今後外から来た自転車、来る自転車の両足スタンドへの潜在需要はそこそこあるかな?なんてね。
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狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

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