特殊系ヘッドにガタが来たよ！その2

　ちょっと前に紹介しました、キャノンデールの特殊系ヘッドにガタが出た、さてどうしようということで今格闘中というところなんだが・・・。

　

　二十年以上前から1.5インチなんてことやっていたということに関しては、先駆的とも言えるんだが、何分特殊規格が多すぎない？なんて気もするキャノンデールなのであります。

　この辺にガタが出てしまった、さてどうしようということで、アチコチ計測しては色々探して、やってきたのが、これ



　茶筒のようなものが届いた。1.5インチなんてもんだから太いよね、とにかく・・・。



　ケースから出してもデカイ・・・、本当にヘッドパーツ？ってくらいでかい。



　外径はぴったし、たま受けはしっかりヘッドチューブに収まった、しっかりシロがあるので、ガクガクしない。いいぞいいぞ！

　

　ベアリングもデカイんだが、コラムの太さもかなりある、とうことは・・・



　通常のオーバーサイズよりも遥かに太い、このキャンデール規格のコラムが、なんと！このベアリングに通ったんであります！ということはフォーク交換しないでいい！ということになる、これは安くまとまりそうだわね。

　

　と思ったんだが、なんとベアリングと緩みどめリングが通ったにもかかわらず、その上からかぶせるこのキャップがここ止まり、全く入っていこうとしない・・・なんでだ？

　

　気を取り直して、水の侵入などを防ぐ、Ｏリングを外して、これならぴったり入るかな？と試してみた・・・

　

　ゴムブッシュを外したんだが、やはり入らない・・・一体どういうことなんだ？！

　玉押しは入って、ベアリングもコラムも通って、なんでキャップが通らないんだよ！今まで何年だ？通算では副業含めて二十年以上自転車屋やっていて、こんなことは一度もなかったぞ！

　なんかこりゃ？？？？？というのがキャノンデールなの？

　ということで、この茶筒ヘッドパーツは諦めざるを得ない、内径削るか？とも思ったが、正確に内径削るのは相当難しい、旋盤使っても当店のものでは径が広すぎて、パーツを掴めないね・・・。

　ということで、仕切り直しだ！

　さあ、パーツ探しだ・・・こりゃ・・・・。