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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

11月23日 天寿の会=音楽芸事葬 開催します!



 たしかに天寿を全うした、んだろうと思う。

 一人の人間が産み落とされて、暫く行きて死ぬ。そこに意味はない、あるのは自然を越えた一つの神秘である、とある賢者は言った。

 自分の死生観はこれに近いと思った。

 その人は死を楽しみにしてる、と言っていた。

 その楽しみにしている死ってなんだろう?と子供の頃から考えていた。ある年齢に達して、その言葉が欺瞞であると気づいて、だいぶ反抗したと思う。

 その楽しみにしている死って、例えば天国に行く、とか他の何かに転生するって話だとしたら、それは死の問題ではなく、死の問題を別の生として語っているだけで、決して死そのものと向き合ってはいない、一つの誤魔化しだと。

 死=別の形の生、これは欺瞞だ、死そのものへ向かわないと・・・。(この実感は実は今でも、脇には持っている、決して正面にする気はないが・・・。ただ、これがあると、死を別の生として流布させようとする、宗教・思想もどきを突き出すセンサーにはなるようだ。)

 するとまた別の賢者がいった、この世で見つめられないものは二つある、太陽と死である、と。

 そうか、見つめられないものを見つめようと、捉えようとしていたのか・・・と思った。

 死を真面目に定義しようとするとそれはどう考えても、生でないもの・・・という結論にしかならず、苛立つことも。

 さすればかの大賢者曰く、未だ生を知らず、いずくんぞ死を知らん、ときた。なるほど、死は定義したり捉えようとするものではなくて、予感するものであると。

 不可知である死の問題から来る一種の恐怖を緩和するために、逆に死ねない恐怖ということを考えたこともある、これは幼少の時に親友から借りた手塚治の「火の鳥」の中にあった物語に起因していた。

 何千年、何万年、何億年経っても死ねない仙人・・・。もしそうなると、意識ある存在として生き続けるには酷であろうと気が遠くなった。今でさえ、たかが十数年でさえ生きるのにはその三分の一は睡眠が必要だというのに、何十億年も何百億年も死ねないなんて・・・。

 すると安らぎとしての死、というのがあるのかも、と思うようにもなった。そして、死というものを自分の生まれる前の状態と考えるようになった。あの、なんとも言えない悠久の?あの状態・・・。

 で、今は?というと、自分とは何か?死とは何か?ということを考えるよりも、重要なこと、どうしたら溶接がもっとうまくなれるか?と言うような問題に切り替わってきたといえるだろうな。当時の自分からすれば、だいぶ問題をずらした、欺瞞の塊に見えるかも知れないが、そう、ある意味、そうしたものを考える、自分というものを捨ててしまったのかも知れない。

 どうもな、かつてのお前よ、そんなに執着する程ものでもなかったらしいぞ・・・と、当時の自分には語ってやりたくもある。

 かくて、自分の死にはさして執着もしなくなってきてはいても、有縁のものは死んでいく、そして死なれてしまうことは避けられないようだ。

 さすれば受けるしかない、受け入れる以外になさそうだ。

 ということで、送ることにしよう。人生の大半、人を笑わせ、特に得意な子どもたちを笑わせ楽しませた存在として、明るく賑やかに送ることにしよう、と思う。

 時は11月23日水曜日の祭日ですね、昼から明るく天寿の会を開催します!

 楽器や芸、技などお持ちの方、持ち寄りにてお集まりください!

 こちらからは、

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 この熟成中の牛肉10キロを調理して振る舞います!なぜ牛肉なのかって?それは、自分の送る本人との思い出の食が牛肉のステーキだったということに起因しています!

 晩秋の休日牛肉あるだけ食べ放題にご興味のある方、明るく楽しく食べてくれるだけでも、供養というのでしょうか?それになると思います、おいでください。

 そして、このような一見不謹慎にも思えるような会、故人と特殊な関係であったがゆえに特殊な送り方をしたいという方で、ご自分の有縁の方もこの日に一緒に送りたい、という方がいましたら、ご一緒しませう。遺影、思い出の品、話だけでもいいですので、お持ち込みください。

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 親父と一緒に待ってるよ!23日だよ!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
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