メールフォーム
一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |傘張り侍ならぬ、車輪組み侍見参! tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
fc2ブログ

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

傘張り侍ならぬ、車輪組み侍見参!

欠品が続きますねえ。

特ににわか人気のものなんか、ない!ない!の連続です。

例えばドロップハンドルのフラット部分に取り付ける、エイドアーム。あれはロードレーサーでツーリング的に楽しもうというコンセプトで作られたんだと思います。

だから当初は、初心者とかオヤジライダーむきだったと推測されますが、それが今の小さいブレーキレバーばやりのお陰で、バカ売れ。で、当然欠品ということらしいですね。

でもまあ、代替がきくからまだいいものの、先日は、
「エエ?ブレーキワイヤーですけど、在庫ないんですか?」
「ハイ、メーカーに手配しているんですが・・・。」
某大手の問屋さんの弁。
在庫していない問屋の問題なのか、潤沢に作っていないメーカーの問題なのか、定かで無し。ただブレーキ部門だぜ・・・。

そんなこんなで、店舗どうし取り合いになるような、いわゆるお流行パーツやフレームにはもううんざり気味なんです。

だから探しもしないし、あっても取らない!
そんなところでは勝負しない!ではどこで?

こういうとこで↓勝負しようかな?
07040601.jpg


なかなか渋いホイールでしょう?ただハブは
07040602.jpg


グランコンペに着色したものだから、当然当店のテリトリー外です。お客さんの持ち込みです。
ただ、他の部分
07040603.jpg

金のニップルや黒スポークに黒リム、これは当店発ですので、グランコンペの黒ハブで組んでも、かなり重厚感のあるワンペアになりますね。

でもこれでは収まりません。
以下です、どーぞ。
07040606.jpg

ちょっとわかりにくいですか?
細かく見ていきましょう。
まずリアホイールのコグ側です。
07040607.jpg

ハブのホール数を数えてください。そうなんです、24ホールあるんです。ということは、そう、このハブは48ホールのハブなんです、つまりBMX用なのです。

そうなると、48ホールのリムを探さないとと思われますが、少なくとも当店にはそのようなリムの在庫はありません。

反コグ側を見てみましょう。
07040608.jpg


全体が写っていないからわかりにくいかも知れませんが、よく見るとホールを一つおきに使っています。
24ホールの一つおきですから12ホール。そう、片方24ホールもう片方12ホール、合計36ホールという訳なのです。

堅実な方は以下のような疑問をお持ちになるでしょう。
バランス大丈夫なの?

大丈夫なわけがない!スポーク数が半分なんだから!
昨今はやりの完組ホイールからヒントを得ました。
ただ完組の場合は最初からそのように組むよう設計されたパーツを使うので問題ありません。

しかし、設計当初そのような組み方が想定されていなかったパーツではどうしても無理が出てくるでしょう。そういう意味で健全ではありません。

だから「歌舞伎ホイール」なんです!

工夫点といえば、ホイールテンションの均一を図るために少ない12本のスポークに二ひねり入れたということです。これでかなり剛性が上がります、その分耐久性は落ちるでしょうけど・・・。

フロントを見てみましょう。
07040609.jpg

たぶん始めてご覧になる方が圧倒的だと思います。これは何かを参考にしたものではありません。完全オリジナルです。そういう意味で人類初かも・・・。
これは「なんちゃってラジアル」組と近所のS田さんが名付けました。

二本取りです、それを3ひねりしながらリムの隣り合ったホールで結線します。少ししめただけでも相当のテンションです。

工夫点はこうしたひねりスポークは、取り数が少ないほどいいです、つまりねじる二本のスポークの距離が近いほどスポークに負担をかけないということです。カンカンに張れます!

レアパーツやレアフレームは所持していませんし、これからも血眼になって所持する気もありません。

こうしたアイデアで、少しでも皆さんのサイクルライフを豊かにして行けたらと思います。

今一部に大受けの落書き自転車ができあがりました。
事情がありまして、今公開はできませんが、今月下旬には大公開いたします、したら多くの方がぶっ飛ぶだろうなあ・・・と思います。

あるものを組み付けるだけでなく、身の丈にあったなにかを作り出すこと!
それをどこかで目指していきたいです。
スポンサーサイト




この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿

















この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
→http://tanukicycle.blog75.fc2.com/tb.php/54-6940a38c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

カテゴリー
リンク
月別アーカイブ

カウンター