名車だけに ちゃんと直しましょう！

　小径車の中の小径車・・・、モールトンですね。クランクに着脱式にペダルの一部が焼き付いてしまい、それを撤去！したわけでありました。

　その他にも、あちこちにガタがあったので、直さないとね・・・。



　別のペダルがつきました、めでたしめでたし。



　その他のガタは、例えば、このクランクのBBなどにもありましたね。



　回転系三セットというと、前後ハブとBBですが、例外なく緩んでました。このまま放っておくと、力のかかるところだけに内部の損傷、というところに繋がっていくでしょう。

　

　しかし、よく見ると、この車体要所にお金をかけていますね。この手の削り出しのライトなんていうのは決して安くはない。

　

　定番の革サドルなんか使っていますし、



　この手のサイクルコンピューターも決して安くはないはずです。



　使い込んでいますが、本物の籐でできたカゴですね。この車体を選ぶだけあって、要所は決めている。なれば、ガタなどのたぐいを放っておくわけにはいきませんね。



　今回持ち込みのバーテープも巻き直しました。チネリだ・・・。



　サンツアーのラディウスが使われていますね。確かＷレバーもサンツアーでしたね、それも拘りかな？



　ロングアーチのシマノのブレーキが付いていますが、これ別のものにするとしたら何だろうなあ・・・と考え込んでしまいますね。

　

　台座があったらクラシカルなカンチブレーキとかのほうが合うだろうなあ。ただ、キャリパーブレーキだと、どれが最適でしょうかね？

　まあ、シマノよりも、ダイアコンペの101とか・・・、あれのロゴは外して磨いて・・・とか？カンパのスケルトンにロングアーチがあれば・・・なんてね、無い物ねだりしてもしょうがない。

　ウーン・・・。キャリパーブレーキの種類がなかなかない、納得できるものが本当に少ない、こういう名車にピッタリのものがすぐに浮かばないという所が現状なんでしょうね。

　

　デモンタブル、分解式の自転車なため、ワイヤーはこうしてネジ式で着脱できるようになっていますね。このパーツは、タンデムのようなより長いワイヤーを使用する自転車にも使えますね。

　

　うん、名車の宿命としては、過不足なくメンテを受けて、常にいい状態にしておくことではないでしょかね。これからも大事に乗ってほしいですねえ・・・。