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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

シムをさらに0.2削るって?!!!



 このタイムカプセルから出てきたような、接着アルミ時代のジャイアントですが、またも一つミッションがやってきたよ。

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 これなんだが、これは27.2のピラーを30.4ミリのシートチューブに入れるためのシムということになっているんだが、この車体のシートチューブの径がなんと30.2ミリとコンマ2ミリと狭いのだ。

 だったら、30.2用のシムを探せばいいんだが、どうやら見つからないらしい、となればコイツを削って30.2ミリにして欲しいというお願いなんだがね。

 シムなので、躯体自体が弱いんで、コイツを掴んで回転させることができないんじゃないか?なんて思いつつも、

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 旋盤にくくりつけたんだが、やはりスリットの入っているシムはきれいに真円に回ってはくれない。刃物で一皮めくろうと思ったが、ちょっとした段差を拾って、シムが外れてしまうことが続出。

 仕方ねえな、ではこの回転だけを利用して、手でやっていくか・・・。

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 掴んでいるところは切り落せばいいということで、露出しているところに、金属用の水研ぎペーパーを当てて、削っていく。

 コンマ2ミリ削るかと思いきや、円柱を削るので実質コンマ1ミリ削ればいいということになるんだが・・・。これがやはりアルミとはいえ金属を均等にコンマ1ミリ削るのって結構手間だね。

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 削ってはノギスで測るんだが、スリットのはいっているシムの幅が正確に出るわけがない。ザッと行ったかな?と思うくらいに三度くらいは外しては測り、また削っては測りを繰り返した。

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 このシルバーの所が30.2の径、黒い所がそのまんまの30.4のところなので、そこは切り落として、

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 シートチューブに装着。まあ入るわね、スリットがはいっているので。さて、ここに27.2のかなり高額だと脅された、ピラーを差し込むとするか。

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 よし!なんとか入ったぞ。後はちょこっと微調整なんかをして、完成へと持っていくかね。

 しかし、チューブの内径も27.2とか一本に決めてもらえないかね?なんで、まあ、コンマ違いでああして何本もピラーの種類を必要とするようにしているんだろう?この辺と、ディレーラーハンガーの一定範囲の統一ね、これやってくれないかね?野放図すぎて、材料屋は大変だよ、全く・・・。
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狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

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〒202-0014
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